こんにちは。

アドラー心理学★勇気づけの子育て・自分育てサポーターのAyumiです。

 

広島・福山で

主に子育てをするママを対象として、アドラー心理学『勇気づけの子育て』をお伝えする講座・お話会を開催しています。

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子どもとの生活、楽しくかけがえのない時間ですね。


だけど、


ご飯中に食べ物で遊び始める…

スプーンもフォークも使えるのに、手づかみで食べてぐちゃぐちゃに…

歯磨きをしようとしない…

仕上げ磨きの時に口を大きく開けてくれない…

子どもがおもちゃをなかなか片付けなくて
部屋が散乱…

片付け始めても、すぐに脱線する…

寝る時間がどんどん遅くなる…



こんな風に、ひとつひとつ
イライラをためてしまったり、イライラが止まらなくなったりすることはないですか?



ちなみに、これ全部

我が家で起こっていることですショック



そして、これ全部

少し前までのわたしのイライラポイントでした。



特に、夕方から夜にかけてがイライラMAXの時間帯。

一日の疲れがたまってて、でも、寝かしつけまでにやることが盛りだくさんで、一日の中でちょっと魔の時間なんですよね…


寝てくれると、やっとほっと一息できる。

でもイライラしてた自分が情けなくて

毎晩のようにため息をついてました。




でも、これ、

自分で自分を苦しめてたんです。




自分の中に、


行儀よく食べさせなきゃ

虫歯にならないようにしっかり歯を磨かなければ

片付けの習慣をつけさせなければ

体のためにも早く寝かせるべき


そんな「~すべき」「~せねば」を持っていました。


しかもたーくさん!!


多分、他のママと比べても「べき」や「ねば」が多かったんだと思います。




「べき」や「ねば」は心のワク。






子どものことを思って

よかれと思って、

そのワクをこしらえて

その中に子どもを入れようとする。



でも、子どもが

そのワクに収まらなかったり

はみ出すような行動をしたりすると、

親は途端にイライラしてしまうんです。




そして、

そのワクの数が多ければ多いほど

ワクが狭ければ狭いほど、

その分イライラも増えてしまいます。



親が持っているワクが多いと、

「ダメよ」と制限したり

「こうしなさい」と指示することも増えて

子どももしんどくなっちゃう。



子どもの幸せを思って作った心のワクなのに、

そのワクのせいで

親も子も窮屈になってイライラしてたら

なんだか残念ですね…。



イライラすることが多いな、
イライラが止まらないなと思ったら、

一度自分の心のワクを点検してみましょう♪


どんな「べき」「ねば」を持っているのか、紙に書き出してリストアップしてみるのもオススメですよ。





そして、

自分が持っている心のワクが分かったら

「私は『べき』、『ねば』って思ってるけど、本当にそうかな?」

と問いかけてみます。



健康でいるためには本当に早く寝なくちゃいけない?

あと30分遅くなってもそんなに変わらないんじゃない?



こんな風に、
自分だけのこだわりだったんだ~ とか
そこまでこだわる必要ないじゃん!
と思えたら、

心のワクを緩めたり取り外したりしてもいいってことですね♪



自分だけではよく分からないときは、
友達や身近な人に訊いてみると思わぬ発見があるかも!



私も、娘が歯磨きの仕上げを嫌がったり、ふざけたりすることが増えてイライラするんだ~とママ友達に話をしたら、


「え?歯磨きでイライラしたことないな~。というか、一日、二日くらい磨かなくても大丈夫よ!」

「もし、虫歯になったら歯医者さんに行けばいい!」とあっさり。



えー!!

そんな考え方もあるんかぁ…

まぁ、自分も虫歯あったけど、治療して普通に幸せに暮らしてるしな(笑)


と思えて、

そんなに躍起にならないで、
ちょっとくらいワクをゆるめてもいいか~♪

と気持ちが楽になりました。



しかも、わたしが心のワクをゆるめたら、
娘も仕上げ磨きをそんなに嫌がらなくなったというオマケ付きチュー
(私が不適切な行動に注目しなくなったからでしょうね!)



他人の心のワクを知ることで

自分のワクの大きさや多さに

より気づけるのかもしれませんね!



そして、

な~んだ、こだわり過ぎてたな

と意外と簡単に手放せたりします。



でも、中には
なかなか手放せない「べき」「ねば」もあったりします。

そんな時はどうしたらいいか…は、長くなったのでまた別記事で書きますね。


今日も、最後までお読みいただきありがとうございました。