アドラー心理学★勇気づけの子育て・自分育てサポーターのAyumiです。
広島・福山で
主に子育てをするママを対象として、アドラー心理学『勇気づけの子育て』をお伝えする講座・お話会を開催しています。
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出産予定日を過ぎたけど、まだ産まれません。
まだ、ベストなタイミングじゃないのかな^^;?
というわけで、
お腹の赤ちゃんシリーズをもうひとつ。
私の周りのママさんからもよく聞くのが
「下の子ができると、上の子が甘えん坊になった」
「お腹の赤ちゃんに優しくしてくれるか心配・・・」
というもの。
わが家も2歳半の長女は甘えん坊。
でも、それは下の子ができる前から。
下の子ができたら以前より甘えん坊になった・・・困った・・・と感じたことはほぼありません。
それどころか、最近では
まるで自分のお友達みたいに
お腹の赤ちゃんに優しく話しかけてくれます。
「ねぇねぇ、お腹の赤ちゃん、これ見て~!」
「ねぇねぇ、お腹の赤ちゃん、お話しよう~。」
お腹にぴたっと顔をくっつけて
話かけてくれる姿が本当に可愛い♪
きっと赤ちゃんも、お姉ちゃんにたくさん話しかけてもらって嬉しいだろうな
最近、ふと
上の子がお腹の赤ちゃんに
こんなに優しいのはどうしてだろう?
と思って。
どうしてか?は上の子の心の問題だから
はっきりとは分からないけど・・・
ただ、私が上の子との関わりで意識してきたことを振り返ってみました。
【私が意識してきたこと】
① お腹に赤ちゃんがいると最初に上の子に伝えたとき
「お腹に赤ちゃんがいるんだよ~。
でも、○○ちゃんは○○ちゃんのままでいいからね!お父さんもお母さんも、変わらず○○ちゃんが大好きだからね!」
と伝えました。
「お姉ちゃんになるんだね~」とか
「下の子に優しくしてね~」とか
そういう声掛けは、私は違和感があってしていません。
上の子は自分で望んでお姉ちゃんになるわけではなく、
ある日突然お姉ちゃんという立場にさせられる・・・
親の都合で。
というのが現実かなと思うから。
② 「赤ちゃんのせいで○○を我慢してる」となるべく思わせないように気をつけています。
本当は我慢させてることもたくさんあります。
私が抱っこする回数は確実に減ったし、ダイナミックな遊びはしてあげられないし。
でも、「赤ちゃんがいるから抱っこできないんよ・・・」
という言い方はなるべくしないで、
「立って抱っこはお母さんちょっと体がしんどいからごめんね。
座って抱っこでもいいかな?」
という言い方にしています。
ちょっとの違いだけど、
「赤ちゃんがいるから我慢しなきゃいけない」は
赤ちゃんにとっても、上の子にとっても
あまり気持ちのいいものではないんじゃないかなと。
③ 赤ちゃんのことを話すとき、上の子が赤ちゃんだったときの話も一緒にするようにしています。
「あ、赤ちゃんが動いたよ!」
『そういえば、○○ちゃんがお腹にいた時も、よくお腹蹴っとったよ~。』
とか
「赤ちゃんは産まれてすぐはご飯たべられないんよ~。」
『○○ちゃんも、そうだったよ!最初はね・・・』
という感じで。
そうすると、上の子はすごーく嬉しそうな顔して
「そうなの~!?」
って聞いてきます。
赤ちゃんのことを知りながら、自分のことも知るのが楽しいみたい。
① ~③は、本当にちょっとしたことなんだけど、
振り返ってみると
結局、上の子を「上の子」という立場で見ないで、一人の人として尊重するということなのかなと。
尊重されて心が満たされたら
お腹の子にも優しくしたいという
気持ちが生まれるのかな。
これって、アドラー心理学の
人との関わり方のベースだと思います。
アドラーを知っていてよかったな
上の子にも下の子にも、
「ありのままのあなたでいいよ」
「ありのままのあなたで大好きだよ」
を、これからもいっぱいいっぱい伝えていきたいな。
とはいえ、
今は、赤ちゃんの姿が見えないから
「赤ちゃんの存在が、親の注目を奪う脅威」
という感覚もないんだと思います。
産まれてきたら赤ちゃん返りや不安が出てくるかもしれないんですけどね
また産まれてからの変化はつづっていきますね♪
今日も、最後までお読みいただきありがとうございました。