長野電鉄の長野~善光寺下間が地下化された際にA-A基準に則った車両が必要となり、新製されたのが10系電車です。

長野電鉄が自社発注した最後の車両で、この後は東急5000系や営団地下鉄3000系を導入することになりました。

約20年間活躍してきましたが、木島線の廃止で3500系に余剰が発生し、車種の統一を図ることになり、10系は廃車となりました。

その後は長く須坂駅構内に留置されてきましたが、2017年は解体されました。

 

写真は解体の1年ほど前の10系で色あせや塗装の剥離などあるものの、比較的良好な状態を維持していました。

2016年6月5日/須坂

 

東北新幹線の上野開業に合わせて運転を開始した新特急「なすの」はJR化後、減便されて通勤特急化していました。

その後、那須塩原行きの新幹線に「なすの」を譲る形となり登場したのが「おはようとちぎ」です。

上りのみの運転で、夕方の列車は「ホームタウンとちぎ」となっていました。

宇都宮線にグリーン車が連結されるようになると、運行する意味合いが薄れ、2010年に廃止となりました。

 

車両は田町の185系が使用されていたため、「踊り子」用の7両編成が朝の東北本線を駆け抜けていました。

2006年4月2日/白岡~新白岡間

 

121系は国鉄末期に高松地区の電化に合わせて投入された車両で、四国初の電車形式となりました。

設計思想は飯田線向けに投入された119系と似ており、119系のステンレスバージョンともいえるものとなっています。

当初は赤色のストライプを採用していましたが、JR化後にはJR四国のコーポレートカラーの水色のストライプに改めています。

 

写真は善通寺駅に到着するトップナンバー編成で、この編成と第2編成だけはワンマン化改造を行い、それに合わせてストライプを国鉄時代のものに戻しています。

ただし、スカートを装着しているため、イメージは異なったものとなっていました。

2014年4月27日/善通寺

 

千代田線直通の常磐線各駅停車の増発に対応して製造された209系1000番台。

わずか2編成20両という小所帯でしたが、およそ20年にわたって活躍を続けました。

しかし、小田急線への乗り入れ対応を行われず、千代田線の代々木上原までの乗り入れに終始しました。

 

松戸車両センターから出庫して取手行きとして松戸駅にやってきたマト82編成です。

常磐線各駅停車の取手行き自体朝夕の一部の列車にしか見られないものですが、松戸始発の取手行きはさらに珍しい設定でした。

2014年3月9日/松戸

 

東急田園都市線に投入され長く活躍している8500系は、総勢400両という大量増備が行われ、田園都市線はもちろんのこと、東京メトロ半蔵門線や東武線への直通運用にも使用されており、広範囲で活躍しています。

 

写真は複々線工事中の高津駅を通過していく8500系です。すでに行先表示機のLED化やスカートの設置が終わっており、現在とほとんど変わらない姿になっています。

2005年2月2日/高津

 

山手線で活躍していた205系を置き換えるために投入されたE231系500番台。

前面のデザインが変わったほか、山手線の線区事情に合わせてMT比が高められ、車内もドア上の案内表示に15インチの液晶ディスプレイが採用されるなど、大きな進化を遂げた車両となっています。

登場から約20年で置き換えとなりましたが、中央総武線各駅停車で新たな活躍をしています。

 

写真は西日暮里駅に到着するトップナンバー編成であるトウ501編成で、まだスカートが登場時のものとなっていた時代です。

2005年2月20日/西日暮里

 

北海道初の電車形式として登場した711系。

北海道での電車運転の礎を築いた車両であり、約45年にわたって北海道民の足として活躍を続けました。

 

早朝の函館本線の千歳線との複々線区間を行く711系で、この編成はラッシュ対応のため、先頭車両は3ドア化の改造を受けています。

2000年頃から札幌近郊での運用は朝夕ラッシュ周辺のみとなっていました。

2006年10月23日/平和

 

103系を置き換えるために、主に山手線を撤退した205系が投入された武蔵野線。

電動車を減らすために電動車についてはVVVFインバータ化の改造を受けた5000番台が投入されました。

 

新習志野駅を発車したケヨM24編成。

海浜幕張まで直通する列車は朝と夕方から夜間にかけての一部の列車だけで、それほど多くありません。

2017年11月6日/新習志野

 

 1980年代初頭に、地方の電化線区で活躍していた旧型電車の置き換え用として登場した105系。

 財政面で余裕のなかった国鉄は余剰気味になり始めていた103系を105系に改造することで105系の新製を抑える方策に出ました。

 主に常磐線各駅停車からの車両を種車にしたものの、一部に0番台からも改造が行われました。

 

広島駅に停車中の可部線の105系で、103系0番台からの改造車でした。

2005年1月9日/広島

 

国鉄末期の1986年に西船橋~千葉港間が開業した京葉線。

開業時から2005年までほぼ20年間活躍したのが103系です。

京浜東北線からの転属が多かったからなのか、スカイブルーの103系が活躍していました。

 

蘇我駅に到着する京葉線の103系ケヨ302編成です。

2005年1月29日/蘇我