当時の事を思い出して書いていますが、もう10年も経つと、忘れていますね。
少し前まで、昔みたいにはなりたくない!戻りたくない!と、とにかく辛かった記憶なのに。
いざ思い返してみると、
あれ…?どうだったかな…?と、はっきりとは思い出せないんです、不思議です。
楽しかった思い出より、辛い記憶は心に痛み、傷として残りやすいものですね。
相変わらず、私は不登校で引きこもっていました。
母は、学校に行くように言う事はなく、泣いている私を抱きしめて、不安な時は一緒に眠ってくれました。
しかし、そんな状況を許さない人がいたんです…。
それは、母の妹、私からしたら、おばさんですね!
おばさんは、とにかく厳しい!というか、若干ヒステリックな一面がある方でした(^_^;)
母から話を聞いたのか、おばさんが家にやって来て、
私を見るなり
「制服に着替えて支度をしなさい!」と怒鳴り、
突然で、おどおどしている私の腕を無理やりに引っ張って、玄関まで強制連行…
具合が悪くて行けないと言うと、
「そんなの甘えてるだけでしょ!あんたの病気は一生治らないんだよ!」
と、はっきりと言い切られてしまいました。
今でもショックで、治らない…と落ち込みます。
見かねた母が、その場をなだめ、私に自室に戻るように言ってくれたのでした。
その後は気づいたらおばさんは帰っていて、私の事に関して、関わる事はありませんでした。
でも、この時から
《一生治らない》という事が、頭から離れませんでした。