今日はぶらりと気ままに神社巡り。
JR上野駅から特急に乗って出かけたのは茨城県の日立市にある泉神社と大甕神社です。
これらの参拝は今日と明日に記事を分けて書いていきますのでどうぞお付き合いくださいね。
JR大甕駅(おおみかえき)で降りてまずは泉神社へ向かいました。
この泉神社はとても古い歴史があり、古くから伝わる常陸国風土記には夏の暑い時、ここに湧く泉に集まって男女が酒と肴を持ってくつろいで楽しんだという様子が書かれているようです。
こちらは拝殿に上がる手前の階段の脇にあった狛犬のレリーフです。
一般的な狛犬も置かれてますがこうした美術的な意匠を感じさせるレリーフで狛犬というのもめずらしいですね。
こちらは青い目をした狛犬のレリーフです。
狛犬って東洋的な色合いが強いのになぜかこの狛犬は西洋的な雰囲気を感じさせます。
こちらが泉神社の拝殿で祭神は天速玉姫命(アメノハヤタマヒメ)です。
まずは拝殿で参拝をしてから先に進みます。
こちらは何年か前に境内奥で見つかったとされる泉龍木(せんりゅうぼく)です。
この横たわる倒木はまるで龍のようにも見えますが巨大な1匹のワニにも見えます。
元々、こうした龍のルーツってヨウスコウアリゲーターとも言われてますがこの角度から眺めていれば目も口もあって何とも神秘的ですね。
こちらは泉龍木の案内書き。
この泉龍木の真ん中から後ろを写してみるとうねっているようにも見えます。
こちらは龍の口とされる部分から中を覗いてみました。
螺旋のような空洞もあります。
さて、泉龍木から下に降りていくと市杵島姫命(イチキシマヒメ=弁天様)を祀る厳島神社と清らかな泉があります。
見てください、この透明度を。
こんなに美しい水色、いや、エメラルドグリーンっていうのかな?
これって本当に水なの?って思ってしまいます。
これが弁天様のおられる水の貌(かたち)です。
池の底からは白い砂を持ち上げるようにこんこんと水が絶えず湧いている様子が分かります。
こんな幻想的な色合いには心が洗われるようですね。
また木漏れ日がさらに美しさを演出してくれました。
拝殿のところにあった「叶い紐」が気になって厳島神社をあとにしたら社務所に一度立ち寄り、水色の叶い紐を購入して結んできました。
このあとは大甕神社へ向かいます。