ツアー先のしょっぱいビジネスホテルのこきたないおっさんホテルマンではなく


高級なリゾートホテルにいるホテルマン


憧れるわ~



男ってヤツァ~


なんというか偉ぶりたい人が多いと感じる


身近な人間にも多いし


ただ一口に「えばる」といっても


本気で勘違いして偉ぶってる人もいるし


それが必要で演じてる賢い人もいる


どのみち僕には向かないことだし憧れない



イエスマンであるようで


礼儀を重んじ


ペコペコしてるようで芯のある


あの身のこなし


なぜかホテルマンに憧れを抱いてしまう





僕の


憧れの職業といっても過言ではない気がする


ただ・・・それが本業な人生ってなると話は変わってくるが・・・


ともかく


憧れがあるんだ




ちょっとまえに


なんかのTV番組で


【執事喫茶が予約待ち】


「お帰りなさいませお嬢様」


「さようでございますか」


100%演じきってやってみて~!!



一週間


いや


だるい


一日!やってみたい!


いや・・



だるいだろ 実際


一時間やってみたい!



飽きそうだな。。。



5分でいいんだ!




あれ


意外とやりたくないのかな・・・



いや


一日ぐらい出来るだろ!!



やってみて~よ~



燕尾着て


しろい手袋して


紅茶注ぎて~



んっと


燕尾?レンタルいくらだ・?


結構するだろっ


じゃ一日働かせてくださいって


バイトしにいくのか?


いやだ~


人に使われるなんて


いやだ~~~~


ってことは経営してしまえばいいのか



【一日限定 悠希プロデュース執事喫茶】


場所は?僕以外の執事は?いくら売り上げればトントンだ?


まずは場所か・・・


ライブハウスとかだと


喫茶って概念なのに


スタッフ給湯室程度しかないな


そんな場所じゃ上司の愚痴を言い合う程度のことしか出来ないな


椅子やテーブルもないしな。。。


どこかの喫茶店か夜しか営業してないようなバーに交渉して


貸してもらえばいいのかな・・




僕以外の執事はどうするか


こんなとき僕の人脈&人望を使って多くのバンドマンを集めればいいのか!


まずミネムラだろ!そしてミネムラ



あと


あれ


ミネムラ



あああああ


でもほら・・・あれだ


あんなミネムラ家のおじーさんに執事させたら


ガチ執事になってしまう・・・


ただの年老いた年季の入った執事になってしまう


じゃ他に候補。。


ああ



あ!!!!


福助!!!


あれ・・・


想像したら


福助の場合


客とのトラブルの時


奥から出てくる用心棒しか浮かばない・・・


ん・・


ああ!最近新たな!人材発掘したんだ!


団長!団長だよ!団長がいたよ!


ああああああ


駄目だ・・・飲食店にオラウータンがいたら


不衛生だ!


もったいないな~あんなにイケメンなオラウータンなのに・・


あとは・・


えーっと


違うよ?


バンドマン友達少ないんじゃないよ!


こんな企画に参加してくれそうなっていう条件を限定すると


ミネムラ・・・じぃ・・・や


まっ


それはひとまず置いておいて




まず一番の問題は


僕が執事喫茶に行ったこともなければ


知識もないという事が一番の痛手だ



人生で行ったことのある類似店は


メイド喫茶一回のみだ


しかもアットホームみたいな一流な店じゃなくて


2流のきったねーバンギャル崩れがメイドとして


出てくるところで


きったね~魔法を飲み物にかけられた程度の経験しかない・・・


執事はどんな魔法を使えばいいんだ?


リアルに想像してみよう


数々の問題をクリアーして


一日限定執事喫茶オープンできたとしよう


客層はおそらく


いや100%バンギャだろう


店に入ってきたバンギャルに


僕が


「おかえりなさいませお嬢様」


ってペコってするの?


椅子に座る時 後ろにまわって


椅子を引いてあげるの?


僕が美人不美人に平等にできる?


不美人の時は座る瞬間に椅子を引いてしまいそうじゃない?


ずこーってなった不美人バンギャルを蔑むような視線で


「お怪我はありませんでしたか?」と心のこもってない台詞をいうのかな


あれ・・・


なんか想像してたのとちょっと違ってきた・・・


あれ・・・


なんでだろう~


でも


やってみたいなっ!