僕は父親とあまり仲良くありません。


いや。。。この歳で反抗期というわけでもないですよ


なんというか父博道(ヒロミチ)と


ふたりきりで話すことが少ない



なんというか
フレンドリーな間柄ではない




尊敬はしてますが


基本嫌いとまではいかないが


うんざりすることが多いんです




でも


サラリーマンをやめて


自営業で土建会社を作り


お金の面では一切


不自由させることなく


僕を育ててくれた


博道は最高の財布なわけですから


悪くはないです。





でも土建を自営でするぐらいだから


気性が荒い荒い


そして祖父、勇(イサム)も気性が荒かったらしい


その上


祖父と父はとても仲が悪く


喧嘩に発展すると


木刀とナタ(刃物)


という組み合わせの


命の取り合いになりかねない


喧嘩をしていたらしいです



だから尊敬できる所が多くあり


うんざいすることがそれ以上に多い




僕は「僕」とブログで表記してるので


多少温厚なイメージかもしれませんが


短気です


ひらめきやおもいつきで行動するので


よく他人から誤解されます


でも父親ほど気性が荒くないので


そういうタイプの喧嘩には発展しません。




気を遣うと言うのは 


僕の中で2種類あって


僕的な言葉で言えば


『結果論としての気を遣う』



『計算高く気を遣う』


の2タイプです





基本は同じですが


結果論の方は無意識要素が強いんです


でもどっちみち気を使っているので


本人は疲れます。


例えば


僕を含めた3人で居酒屋で飲んでいたとして


そういう場合2:1になることは少ないとおもいます。


仮になったとしても


1の立場の人間はその場にしっかりと存在理由があります


それが10人で飲んでいた場合


どうしても1:2:3:4 とか


グループ単位で話をするという流れになることがあります


僕はこれが許せないんです


10人いたら10人が楽しくないと気が済まないんです


なので思いっきり中心になってはしゃぎます


自分自身も楽しんでいるので苦ではないが


疲れます。


そういう気の使い方がきっと結果論として気を遣うという認識です




そして計算高く気を遣うというのは


わかりやすく言えば


女子の荷物を持つとか


下心の見える気の使い方




そしてどっちも僕の中に存在します。


気を遣うという意味では


父親を尊敬しています。


どんなに口が悪くても


絶対的な優しさを持ち人に接する


あまり父親に似たくないな


とおもう部分が多くあるわけですが


結果としてそういうものに限って似てきてたりします。


お金の話をしていると


よく「父親そっくりな話し方だね」と言われます・・・


その反面そういう気の使い方ができているか分からないけど


ブログを書いて自分で読み返した時に


あぁ父親がやりそうな行動だなと


思うことが多々あります。




ただ僕はまだまだです。


以前に母親方のおじーちゃんが


ガンで死んだ記事を書きましたが


そのお通夜のとき


多くの親戚が集まる中一人


死んでいるおじーちゃんより


危なげな親戚の叔父がいました


ガンで喉の手術をして


声がうまく出せず


マイクみたいな機械を


喉ぼとけに押し当て


機械音で自分の意思を相手に伝えるという


その姿はとても危うくどう接していいか


さすがに僕も躊躇っちゃいました


その機械音を聞きなれている


家族でさえ聞き耳立てて


よ~く聞いて、何度も聞きなおして


意思疎通できる程度なわけですから


そこに居合わせた人間が


全員といってもいいぐらい


気まずい空気でした



その中


父博道が


その叔父さんを捕まえて


言いました


「おい!おめぇさん 『いや~んばかぁ~ん』って言ってみろ」



叔父さん
「い”””や””あ””ん””ば””かーーん””」



居合わせた人みんなそれで笑い 


場が和みました


どこまで父親が計算してたのか


単純に思いつきで行動したのか


わかりませんが


結果とてもいい口の悪さでした。


尊敬します。




ただそのあとの葬儀場で


泊まり込みのできる施設でのシャワーが


熱湯しかでなく


葬式を控えた前日に


葬儀屋にブチギレて


ちんこが火傷したらどーしてくれる!

てめーころすぞ!!!

ちんこがぁぁちんこがぁぁ

てめーのちんこにもかけてやろうか!!!」


と殴りかかり


夫を亡くし悲しみに暮れていた


おばーちゃんは

「やめてよぉ~おじーさんの葬式前にやめてよぉ~」


と泣いていました



罵声の中にさりげなく


チンコというフレーズを連呼する父親に


少し引きました。


絶対似たくない!と思っていましたが


結果とても似てるんだと思います。




ただ父親をかばうわけではないが


葬儀場にはシャワーを浴びようとしていた


子供が多く居ました


子供好きな父親が怒るのは無理もないでしょう。


ただチンコというフレーズで怒らなければね。。。w


シャワーが熱い


といって帰るわけにもいきませんしね。


まぁともかく僕は博道に似てきました


そのうちファンを殴る人形が


刃物になるかもしれませんね。



あいむちゃっきー