＜ママをエンパワメント＞
心理セラピスト 松本あや子です
生きづらさを解消し
人生を取り戻して、幸せになるため
もしも我が子に
病気や障がいがあったとしても・・・
大変な家族を抱えていても・・・
誰もが自分らしく幸せに生きられる世界を目指し
日々活動しています
鬱であっても
トラウマに苦しんでいても
アダルトチルドレンのあなたも
幸せになりましょう
放っておけないからこそ苦しいんです！
（では共依存からの回復は？②）
の記事はこちらです 
今日は
前々回の記事の続きを書きますね
では
共依存の人が幸せになるためには
いったい
どうすればいいのでしょう？
前回の記事では
こう書いています
まず
『自身の人生のために生きる決意』
をすることです
そのためには・・・
なぜ自分が自分の人生を追求するよりも
誰かの人生をどうにかすることに
一所懸命になってしまうのか？
自分のやりたいことや
自分の人生よりも
その人の人生を
（その人を支え、立ち直らせること）
優先してしまうのか？
その原因を見つけ
人生のシナリオを書き換えることが
必要になってくるのですね
共依存に陥る人には
いくつかの重大なビリーフが
見え隠れしています
そのビリーフ（思い込み）の原因は
いろいろな状況の
成育歴の中で
取り込んだものと言えますが
少なくとも
自分のことよりも
自分以外の誰かのことを
優先せざるを得なかった状況が
続いていたと考えられます
たとえば
いつキレるかわからない
お父さんがいたとします
『今日のお父さんの機嫌はどうだろうか？』
と子どもはいつも顔色を
窺わなくてはいけないわけです
またお母さんは
イライラしていたり
悲しそうだったり
お父さんへの怒りを
押し殺していたりします
そして
「お願いだからお父さんを怒らせないで」
などと
子どもがお父さんの感情の面倒を
見るように要求したりします
しかも
その子どもは
お母さんの愚痴を聞いたり
お母さんを慰めたり
お母さんを刺激しないようにしたり
お母さんのお母さん役をも
務めなくてはいけなくなるのですね
他にもいろいろな状況は
考えられますが
少なくとも子どもが
子どもらしく生きられる状況では
なかったことが推測されます
子どもが
我ままを言ったり
はしゃいだり
甘えたりというのは
ごくごく自然なことなのですがでも
自分が甘えたり
我ままを言って困らせたりすることは
その家庭では
大変危険なことなのですね
なぜなら・・・
そんなことをしたら
どんな怒りを買うかわからない
もっと嫌われるかも知れない
（それは子どもにとっては
死ぬかも知れないくらいの恐怖です）
なので
子どもらしくあることを（自分に）禁止して
他人の動向や感情に
いつも頭のどこかで注意を向けている・・・
それが
当たり前の状態に
なってしまうのだと考えられます
すると
どういうことが起こるでしょうか？
その子は大人になっても
なかなか
自分の『からだの感覚や感情』
に意識を向けて
自分を大切に感じることができません
いつも自分以外の人に
意識を傾けていると
いったい自分が何を感じているのか？
何が好きなのか、きらいなのか？
何がしたいのかさえ
わからなくなる人も多いのです
そして
こころの中（または頭の片隅）にいる
『不機嫌なお父さん』
『不幸なお母さん』を差し置いて
『自分が楽しむこと』
『幸せになろうとすること』
にたいして
すごい罪悪感を持つことになります
そうして
『常に支えなくてはいけない人』を
身近に置いて
その人を支えるために
時間や労力や
情熱などの大事なものを使うことで
自分が罪悪感を感じない生き方を
選択してしまうのです
（もちろんこれも
無意識の選択です）
共依存の方に将来の夢などを聞くと
『諦めてしまっている方』
または
『具体的な夢が持てない方』が
多くいらっしゃいます
『ただただ当たり前に生活したいんです』
とか
『家族が元気で仲良く生きられたら
それ以上は何も望まない』
などとおっしゃる方が多いのです
だからこそ・・・
依存と共依存から
抜け出すためには
『自分の幸せのために生きる決意と選択』が
必要なのです
『自分の人生を生きる』
『自分以外の人のために生きるのをやめる』
その強い覚悟があれば
セラピストがお手伝いすることが
可能です
でも本当に変りたい
生き方を変えたい
その決意が無い場合
共依存から抜け出すことは
残念ながら難しいでしょう
そして
支えられている依存症の人も
またそのポジションから抜け出すことが
難しくなって行きます
さあ・・・
あなた自身の人生です
あなたが
未来を決めてくださいね
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