先日ご来院頂いた新規患者さんのお話です。
既存患者さんであるお父さんに連れられてのご来院。
まだ中学生という事もあり、お父さんも施術スペースに入って頂いて、問診や説明などを一緒に行いました。
お話をお聞きすると、クラブチームでサッカーを習っていて、3日ほど前の練習時に左の首に痛みを発症。
その時はまだそこまで強い痛みは無かったものの、施術当日にヘディングの自主練習の影響か、急に痛みが増してしまい厳しい状況。
状況的には交通事故の「鞭打ち」や「寝違い」に近い状態です。
首の可動検査では、伸展(上)や左回旋での可動制限が強く、痛みも強い。
触診を行うと熱発もあり炎症が起きている状態。
炎症を伴う急性症状に施術を行う際、一番気を付けなければならないことは、症状の増悪です。
炎症が起きている箇所には多くの場合、筋肉や靭帯などの組織の損傷があり、患部に直接強い圧を掛けたり、大きくストレッチ刺激を入れると炎症が強まったり痛覚神経に過剰な興奮が起きて、痛みが増すことがあるため慎重に施術を進める必要があります。
◆施術
首のアイシングを行いつつ、サッカーで酷使されている股関節を中心に下肢の関節の可動域の改善と、緊張した筋肉をケア。
特に硬いスパイクを履くサッカー競技者は、足先の関節群が硬くなりやすく、中学生にしては関節の動きが悪かったため少し時間をかけました。
アイシング終了後、首は損傷を想定される個所に直接刺激を入れることは避け、低刺激の運動療法を行いました。
代りに硬くなっている肩や肩甲骨周りの筋肉を丁寧にほぐしました。
施術中に気になったのは2点。
まだ中学1年生という事もあり、筋量が足りていない印象です。
中学生になって大人と同じサイズのボールを扱うようになったとのことですが、ヘディング練習はもう少し体が出来上がってからの方が安全だと感じました。
もう1点は、肩の筋肉の硬さの左右差が大きすぎる印象です。
左を傷めた影響で左に強い筋緊張が起きていた可能性もありますが、それにしては左右差が大きすぎるため、元々左側の首肩の方が凝り固まっていた可能性が高く感じました。
サッカーは、上半身の筋肉に左右差が現れるスポーツではないので、日常生活での生活習慣(スマホ・勉強・テレビ)や姿勢(立ち方、寝方、座り方)などに問題を抱えている可能性も気になりました。
◆まとめ
最後にもう一度アイシングを行いつつ、ホワイトボードを使ってお父さんに
1、首周りの簡単な解剖学
2、筋肉損傷のメカニズム
3、筋肉再生のメカニズム
4、家庭で行えるセルフケア
5、症状を悪化させる禁忌
に関する解説を行いました。
クラブチームのレギュラー争いもあり、「なるべく練習は休みたくないとの状況」と、「無理をすれば長引いて余計にサッカーに悪影響」という2つで揺れている感はありましたが、とりあえず次の練習は1日休んで様子を見るようにアドバイスをさせて頂きました。
上尾市小泉の整体院【カイロとリラクの整体院 ゆうき本院】
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