A : 後手後手だと思いませんか?

B : そうは思いません。

C : 総理の御子息だから断りきれなかった。それが原因で、辞める事になったという面があるのではないでしょうか? 辞める事になった広報官には謝られたのですか?
B : そうは思いません。謝る立場には無いと思います。

D : この状況下で、苦しんでいる人は、飲食業界に限らず大勢いられる。その様な生活困窮者に対しては、一律の給付金に加えての給付金を検討いただけないでしょうか?
B : 一律の給付は考えていません。様々な制度を御利用いただければと思います。

ぶら下がりの記者とのやりとりや、国会での総理の答弁である。" 非情 " という言葉が当たる様な気がする。国民の為に働く内閣と言いながら、全くと言っていい程、国民に寄り添った姿勢は無く、手にした権力を弄び、一般国民をいたぶる事に快感を覚えているのかと思える程である。いつか何処かで、人はお金や権力に弱く そこを握れば人心を操る事は可能なのだ、と思ってしまったのだろう。しかしこんな非常事態が続く(東日本大震災〜 原発事故 〜 様々な自然災害 〜 コロナ禍) 時代に、とんでもない政権が続いてしまったという更なる悲劇。

真剣に国民を思うより、自分達に都合の良い様に勝手解釈し、もしくは誤魔化すだけ誤魔化してウヤムヤにし、本来国民の為に使う税金は自分達の収入かの如き、お仲間で分けましょうとばかりに、わけの分からない所に流していく。大半を占める国民が色々な役割を果たして衣食住を支え、贅沢品も一流のお店も、時に数少ない貴重な技術を持つ人や中小の企業の技術の上に成り立っている場合があるだろうに。いくらお金を懐に入れようと、贅沢したい日本が国として沈没してしまったら、一体どこで贅沢しようというのか?海外か?愚かな判断をし続けた日本人が、何処までいつまで通用するのだろうか?

ミャンマーでの軍によるクーデター。それに対する民衆のデモは、コロナ禍の中でも、其々の生活や生命が犠牲になったとしても、諦めずに今 戦わなければ、もっと恐ろしい事になるのだ、という国民の危機感の現れ。香港でもそうだったが、暴力的手段を使ってでも制圧しようとする組織に対する市民の状況には、本当に苦しくなる。しかし同時にその思いに熱くもなる。どうか安心を取り戻せます様にと。

日本ももう既にそんな危機感を持って行動しなければならない状況になっているはずなのに…。分からないのか、見たくないのか、考えたくないのか…。🍀 Spring has come  🍀 季節の春だけではなく、心からそう言える時が来て欲しい。