台風の影響による停電、断水が続く千葉に、ボランティアの方々も多く駆けつけているという。だが防衛大臣は、丁度台風が襲ってきていた日に任命されていたのに、そこから1週間経ってやっと現地視察だったようである。
何処が的確に迅速になんだ?と多くの人が思うことであろう。
100歩譲って組閣は予定通りしたとしても 〜 かつて災害時に組閣を延期された総理もいたとのことなのに 〜 、真っ先に現地視察をし、現地からの要請を待つことなく (未だ要請があれば…と仰ってる節もあり…)  自衛隊派遣の指示をしていれば、電力会社と連携してもっと効率的に駆動力を持って対処できていたのではないかと思う。後手後手は、事態を悪化し長引かせる事例は、数々起こってきたことだろうに。

又、ドローンの利用については、配送やらイベント、映像などの研究は熱心にされ、既に素晴らしいものも実現されているが、こういう時こそ広範囲の被害状況の把握や、あらゆる情報手段が絶たれた地域へ、ビラでも良いし 音声テープでも、伝える事はできなかったのかと思う。物資が配られている事も分からないまま過ごされたり、動ける人が伝達に走り回るなど、大変な中で 更に大変な事態となっていた。

ドローンに関しては、サウジの石油施設が攻撃により炎上したとのショッキングなニュース。石油供給に大きな影響が出ており、ドローンは使い方次第で 武器としては安価な物でも、相手側に大打撃を与えることが出来る事が証明されてしまったという事だろう。何千億円ものミサイルを購入しても、北の可動式ミサイルに的確に対応することが難しいばかりか、日本の中枢機能に打撃を与えようとすれば、安価な手段でも可能だということ。危険を除き、強度さを増すべきは、軍事的なこと以前に国民であり、国民生活である。本当に一体 何にお金を使っているのだ⁈ と疑問と怒りしかわかない。

それでも再改造内閣成立後の世論調査では、支持率が上がったという数字もあるという。誠に信じ難い。しかし回答数は たった2000 とか、ランダムに調査したと言っても、政府に有利な回答を得易い方法や時間帯くらい、平気でデータ改竄する様な政府なら、指示していてもおかしくないと思ってしまう。それでもそんな数字が出ること自体が信じ難く、◯◯な政権を支持するのも、表面的なもの、雰囲気に流され易い 政府と似たり寄ったりの人々か…?

土砂災害警戒も出た地域。少しでも早く雨が上がり、電気や水の供給が復活します様に。