沖縄県の翁長知事が亡くなられた。意識混濁との報道から間も無くの訃報。あらゆる手段を使って辺野古の新基地に反対し、文字通り新基地への移転を進めようとする国と命懸けの戦いをされてきた。未だ頑張られるのかと思ったこともあったが、元自民党の与党の立場から、県の民意を代表する立場に変わったのは、御本人の沖縄県民としての魂からの叫び、本心に従って行動することにされたからではなかったろうか。

亡くなられたことで、ここまで頑張れる後任が現れなければ、国はここぞとばかりに作業を進めるのだろうか。国も今の普天間基地の危険回避の為とはいえ、又 長い時間をかけてきたとはいえ、沖縄県民の気持ちにブルドーザーで突入するかの様なやり方もあった。県民に寄り添うとしながら、している事は言葉と裏腹。強行な姿勢が目立ったりもした。翁長元知事の無念の死で終わらない、望ましい沖縄の方向性に繋がっていけば良いのだが。いずれにせよ、お疲れ様、ゆっくりとお休みくださいと言いたい。

台風13号は更にスピードを緩め、進んでいる。幸い個人的には最小限の影響で済んでいると思うが、これまで台風の影響を受けながら 外にいたことは無かったので、それでもこんなに強い風雨に見舞われのだと、かなりシンドイ思いをした。報道で観る様な激しいエリアの大変さを、又改めて感じるものだった。

諦めきれない予定はコンサートであったが、皆 風雨の中 会場に向かい、それでも本当に行って良かったと思うコンサートだった。色々な想いを重ねながら聴き、共に歌い、想い新たにさせてくれ、気持ちを後押ししてもらえた。歌や音楽の力については 良く言われることではあるが、具体的に実感したこと、それを認識したことはあまり無かった様に思う。それを感じさせてくれたことも含め、" ありがとう〇〇さん、又 会いにいきます。"

今日は長崎原爆の日。台風13号が未だ立ち去ってもいないのに、沖縄 九州地方から次の台風が迫っているという。又しても又しても…。重なる被害にならない様にと祈るばかりである。