9月23日……
俺にとって特別な日。
絶対に忘れちゃいけない!
高校の時の野球部の監督の田中先生が亡くなった日。
俺あんなに人を尊敬出来たの初めてなんだよ!
俺らのタメは一人一人が凄く個性が強くてバラバラになりかけた時、真っ正面からぶつかってくれた人。
練習中はビンタしたりボコボコに殴られたりと怒り方はぶっちゃけめちゃくちゃだったけど何よりも俺達の事を一番に想ってくれた人。
俺は信じていたんです。
この人を信じてついていけば必ず結果を残せると。
そして皆の夢だった甲子園に行けると……
だから亡くなる当日食堂に全員呼ばれて亡くなったって聞いた時は本当に悔しかった。
夏は全員で甲子園行こうって約束したその数日後に突然いなくなった……
あの約束は何だったんだよって言いながら朝まで泣いてたな

現実を受け入れる事が出来ないってのはあういうことを言うんだなって思った
俺らがもっといい結果を初めから残していればこんなことにはならなかったのかな?
でもね?
俺ら新チーム始まってから夏の大会の決勝で負けるまで県内で無敗のチームだったんだよ?
あなたがいなくなってから皆で話し合いして負けないチームになろうって決めて練習もめちゃくちゃ頑張った。
最後の夏の大会は田中先生から教わった事を皆ちゃんとプレーで示してたよ?
試合とかでピンチになるといつも俺らを励ましてくれたよね。
その言葉が聞けなくなったと分かった時は
もう頼る事は出来ないのか。
思いました。
やっぱりあなたの存在は思った以上に大きかったな。
田中先生がベンチにいるだけで雰囲気も変わるし何よりも安心する。
夏の大会田中先生がいないだけで物足りなさでいっぱい。
やっぱりあなたと最後まで高校野球やりたかったな。
待ってて下さいね。
野球部で墓参り行くんで!
自分らもあの時と比べて大人になってそれぞれの道でみんな頑張ってます。
田中先生……
あなたは俺を変えてくれた恩師です。
いつかあなたを超えてみせます。