ある利用者様の訪問リハビリ時に作業療法として『布絵本』を作成しています。
『布絵本』といってもただの絵本ではなく、遊びながら色、動物、挨拶、ボタンやチャック等のお勉強もできるような仕掛け絵本です。
「可愛い2歳の孫のためになるような物を作ってあげたい」
との利用者様のお話からこの絵本の作成に至りました。
作成するにあたり、手指の巧緻性を高めるためという目的だけではなく、作成手順や方法、道具の使用等、効率の検討しながら作業遂行能力のリハビリにもなります。
また、孫が喜んで遊んでくれたら嬉しいな等と会話し楽しみながら作成してくださっています。
今後も身体的なリハビリのみならず、QOL向上に繋がるような支援をしていくとともに、利用者様と一緒にお孫さんの成長を見守りながら関わらせて頂ければと思っております。
完成作品の一部
作業療法士 塩地