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Super JuniorとSEVENTEENの腐小説専門サイトです。
気が向いた時にしか更新しません( ˘ω˘ )
推しを愛でてることしかない。
リョウクちゃん&じゅんぴ、シュア溺愛者(๑♡ᴗ♡๑)

※タイトル&内容変更しました。



<Heechul side>


朝、いつも通り隣の部屋のジョンスの目覚まし時計の音で起きる。ほんと、壁は薄すぎるし音はバカでかいしで最悪な条件重なって音が筒抜けなんだよ……。
あいつの耳は爺さんか、下手したらそれ以上に悪いと思う。

「ふわぁ〜……ねむ、」

バッチリ決めて寮を出るまでは、比較的人様に見せるような格好では無いのは自分でも分かってる。でもまぁ、一緒に住んでんのは男だけだしあいつらも人のこと言えない所あるし問題ないだろ。
大欠伸しながら食堂に向かってると、前方にまだ見慣れないくらい小さな背中が見えた。
他の奴らにするように声を掛けようと息を吸ったところで、1週間前の食事でヒョクの大声に驚いていたことを思い出してその息をまた吐いた。
自分は通る声質なことは重々承知だ。笑い声や怒鳴り声は人一倍響いてる自覚がある。
別に、普段から気を遣うようなことは特別してるつもりは無いが、ヒョクのあの舌っ足らずな声量でさえ驚いていたのだから俺がこの距離で名前を呼べば100%驚いて下手すると萎縮してしまうだろう。可哀想だから、やめてやろう。
俺だってたまには後輩ちゃんに気を遣えるんだぞ。

「……よ。」

RW「あっ…!おはようございます…!」

のんびり歩く背中を早足で追いかけ肩をポン、と叩いて声をかけるとクリっとした目が見上げてくる。どことないこの小動物感が堪らん……これはいいな。
ドンヘは子犬感だが、こいつは……見た目だけならウサギとか白いモフモフした子猫とかそんなんだな。
俺に負けず劣らずの長く細い指で持ってるのはキリンだけど。

「早いな。」

RW「…小さい時から朝早いんです。…先輩も、早いですね。」

「隣の奴が毎朝無遠慮に起こしてくるんだ。」

RW「隣って…ジョンス先輩、でしたっけ…?」

「あぁ。ほんと、朝から‘ ジリリリリ ジリリリリ’とかいういつの時代だよって感じの音がだなぁ…」

RW「あぁ…(苦笑。ここ、壁薄いですもんね…。」

「あぁ、全くだ。ドンヘのいびきとかで寝れてないとかないか?」

RW「全然!……あ、でも、…ちょっと寝相悪いかもしれないですね…。時々壁を夜中蹴ってるみたいでその音には驚きます…。」

「あぁ…あいつは寝相相当悪いぞ。何回か、大部屋で全員揃って雑魚寝することがあるんだが、朝起きるとヒョクの腰に足乗っけてたり、夜中ジョンウニの腹蹴って起こしたり結構寝てる間もトラブルメーカーだ。それでいて、誰もそんな怒らないんだからあいつは得だな。」

RW「そうなんですね。…ふふっ、いい人ですからね…。」

ふわっと笑う顔を見て柄にもなく少し安心した。初日のあの獰猛な獣に囲まれた野生の子供ライオンみたいな怯えようは誰が見ても可哀想に感じるほどだったから…。
ジョンスも、なかなか手強そうな後輩達かもしれないって言ってたし。
方や人間不信、方や怯えまくりの小動物といった所か。

「あいつとヒョクは相当ピュアだぞ。ほら見ろ。」

食堂に入ると、キラキラした目で厨房で朝食を作るおばちゃんを眺めてる2人。
箸を持って口半開きで、でも大人しく座って待ってるその姿は完全にお母さんにジッとしてなさい、と子供用の椅子に座らされてご飯を待つ幼稚園児と変わらない。

RW「あっ…おはようございます」

EH&DH「あ、おはよう!ヒョンもおはよう!」

リョウガが声を掛けるとキラキラした瞳は揃ってこちらを向く。朝から爽やかな笑顔で挨拶をする2人を見て結局自分も口角が上がってしまった。

食堂のおばちゃん「はいよ。とりあえず2人のね。あんたらはもうちょっと待ちな。……あ、あと今日私は昼と夜いないからご飯は自分達でどうにかしな。」

明るいさっぱりした笑顔で、性格もその見た目のまんまな食堂のおばちゃんは親と離れて暮らす俺達にとってお母さんみたいな存在だ。

EH「え!おばちゃんのご飯今日ないの?!」

DH「えぇ〜!!おばちゃんのが良かった!!おばちゃんのトッポギとチャプチェがぁ〜!!」

食堂のおばちゃん「今食べれてるだろ?」

DH「でも…俺達料理できない…」

EH「……またスーパー行かなきゃ…」

しゅん、と効果音のつきそうなくらい落ち込む2人。まぁ確かにおばちゃんのご飯は美味しいしこの寮で料理をまともに作れる奴なんて……。

RW「あ、あの…僕でよかったら、ご飯作りますよ…?」

EH&DH&HC「え?!まじ?!」

あまりの驚きに3人揃ってリョウガに詰め寄ってしまって結局つい10分程前の努力虚しく驚かせてしまったがそんなのどうでもいい。

「お前料理できたのか?」

RW「実家暮らしの時に、家事はやってたんで…お口に合うかはわからないですけど…」

EH「よし決定!!!!今日の昼と夜は頼んだよ〜!!」

DH「良かった…!!!スーパーのご飯、1人分ならまだしも全員分ともなると高くつくんだよぉ!!」

「…サンキュ、よろしくな。」

RW「は、はいっ!」

新入生の新事実発覚により、今日はなんだか賑やかな1日になりそうだ、と上がりっぱなしの口角がまた上がった。




<作者より>

大分間が空いての更新失礼します…!!
更新しない間も沢山の方が見てくださっていて嬉しい限りです…🙇🙇🙇
自分、最初の記事でも書いた通り、うぎたんレラ様推しですのでどうしてもこの2人を絡ませたがる……( ˘ω˘ )
最推しカプはヒウクではないものの、推しの絡みは結局入れてしまうのですどうしてでしょうか🤔🤔
今回、ヒウクへウンしか登場しませんでしたね…。次回も、うぎたんメインのお話になりますが多分、他のメンバーも出てくると思いますよ…!!!多分!!!