こちらの記事は2021年10月に投稿したものを加筆、修正して再投稿したものです。
店舗運営の皆さま、ごきげんよう、調子はどうですか
飲食店サポート、塩原です。
☆飲食店の売上アップは、「足算思考」より
まずは、「引算思考」が大切。
☆売ろう!売ろう!とするよりも、どうすれば
買っていただけるかという「視点」が大切です。
通常、顧問先の情報を外部に出すことは
ありませんし、事例を並べて自分の営業に
使うことも全くありませんので、詳細は
語れませんが、「引算思考」の良い例が
あります。
北関東の方面のあるフードコートに出店して
いる顧問先があります。
知人の紹介で初めて訪問したときは、
月間売上が約30万円という悲惨な状況でした。
中華の点心を中心に、蒸し物~揚げ物~煮物と
商品は実に20数種類という、何が何だか
よくわからないお店でした。
コンサルティングで社長さんと取り組んだ
ことは、
▼メニューを20数種類から1種類に絞った。
▼店頭の雑念さを排除して1品のみの大看板
に変えた。
▼通路まで競り出していたオススメパネルを
全て引き下げた。
(売ろう!売ろう!と焦るより客溜まりスペースをあえて作った)
▼主力の1品メニューにちなんだロゴマークを
作った。
その結果、月間15万円という悲惨な売上が、
2ヶ月後には、70万円にアップし、
3ヶ月後には、100万円を超えて、
半年後には、安定して180~220万円を売上
げるお店に生まれ変わりました。
これまでは月間30万円の売上を前提に
経費を組んでいましたので現在の売上を
考えると、相当な利益率になっています。
他にも、様々な要因
(ロゴマークが可愛いと、地元の若い方々の評判になった)
(地元のタウン紙に掲載された)
(メニュー数を絞ったために、人件費、材料費、
に無駄が無くなり、作業効率が上がった)
がありますが、
まさに、典型的な「引算思考」の結果だと
思います。
売上が減少して困っている場合、少しでも
お客様を増やしたくて、メニューを増やしたり、
看板を増やしたり、店頭で大声を出したり、
とにかく、増やそう!増やそう!という
「足算思考」になりがちですが、
苦しくても、グッとこらえてまずは、
「引算思考」から行うことが、大切です。
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☆「足算思考」より「引算思考」が大切!
☆「売ろう!売ろう!」と焦るよりいったん全て引いてみて
お客様の「買いたい思考」を考える!
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最後までありがとうございました。