改正障がい者差別解消法が施行されますが,治療などにより障がい者の烙印を押されなくても済むという方法がないのか。 例えば視力や視野を奪われたら・・・・生活が大変になるのは当たり前ですが・・・・再生医療の進展で治せないのか。 医療がより進歩してほしいと願っています。 そして障がい者という言葉がなくなる時代になることを願ってやみません。

 

 自分が思うにALS患者や「網膜色素変性症」などの難病に対してips細胞による再生医療研究が進んできているところですが即効性がある治療を模索中とのことで,なんとなく停滞してきていると思っています。

 

 まだまだ成功や特効薬といった朗報がない中で「Muse細胞」でケガや病気を治す研究が東北の仙台で行われています。 男性顔負けの女性研究者が活躍しているところがすごいです。 そして細胞発見が「飲み会に急ぎ研究手順を間違えた!!」ことから発見されています。 間違えが新しい発見に結びつく!!ということが研究では,しばしば行われるものです。

 

 「Muse細胞」とは、2010年に東北大学の出澤真理教授のグループによって発見された、体内の様々な細胞に分化することができる細胞「多能性幹細胞」の一種です。血液や脊髄、皮膚や各臓器の結合細胞に元々存在しており、体を構成する様々な細胞に分化できる能力を持っています。

 

 Muse細胞とiPS細胞を比較すると、どちらも体内の様々な細胞に分化することができる「多能性幹細胞」の一種です。しかし、いくつかの点で重要な違いがあります。とのことです。 

 

1. 存在場所

  • Muse細胞: 血液、脊髄、皮膚、各臓器の結合細胞などに元々存在
  • iPS細胞: 人工的に作製

2. 採取方法

  • Muse細胞: 比較的容易に採取可能
  • iPS細胞: 複雑な操作が必要

3. 培養方法

  • Muse細胞: 培養が比較的容易
  • iPS細胞: 培養が難しい

4. 分化能

  • Muse細胞: 神経細胞、筋肉細胞、肝細胞など、様々な種類の細胞に分化
  • iPS細胞: Muse細胞と同様の分化能を持つ

5. 安全性

  • Muse細胞: 腫瘍化のリスクが低い
  • iPS細胞: 腫瘍化のリスクがある

6. 倫理的な問題

  • Muse細胞: 倫理的な問題は少ない
  • iPS細胞: 胚性幹細胞を使用する倫理的な問題がある

7. 将来性

  • Muse細胞: 再生医療への応用が期待
  • iPS細胞: Muse細胞と同様に、再生医療への応用が期待

まとめ

Muse細胞とiPS細胞は、それぞれ異なる特徴を持つ多能性幹細胞です。Muse細胞は、安全性が高く、採取や培養が容易であることから、再生医療への応用が期待されています。一方、iPS細胞は、分化能が高いという利点がある一方で、腫瘍化のリスクや倫理的な問題など、課題も残されています。

 

 多能性細胞研究が進み・・・・患者をすべて治せる再生医療ができれば,差別しようとする「腐敗社会」が消えていくことだと思っています。