警察官を刑事告発する時代になった。

 

 昔,警察の裏金事件があって「ドロボーがドロボーを捕まえられない!!」として国民誰もが警察を信用しなくなりました。

 

 今回の「大川原化工機」の冤罪事件はどうでしょうか。

 

 会社側が捜査は違法だったとして国と都を訴えた裁判では、東京地裁が、逮捕された会社の元役員の取り調べの過程で、意思に反したウソの内容の調書が作成されたなどと認め、去年12月、国と都に賠償を命じています。

 

  この調書は後に破棄されたということですが、会社側は調書が故意に破棄された疑いがあるなどとして、今月中にも警視庁に刑事告発される事態となりました。悪人が悪人を捕まえられるのか? その刑事告発です。

 

 自分が思うにビッグモーター事件で「ゴルフボールで事故車両をさらにボコボコ」「パンクしてないタイヤをパンク」などなど保険金不正の黒幕である大手損保の経営陣は逮捕されるべきですが・・・・・警察は天下りを理由に悪人を逮捕しません。

 

 国民が悪人と思った人を一切逮捕せずに免罪符を与えて・・・・・罪のない人を逮捕して,満足な医療も受けさせずに冤罪のまま亡くなった方もいます。

 

 幸い,勇気ある警察官がいて,その警察官が裁判で無罪を証言したことがきっかけで冤罪ということが立証されました。 警察組織は狂っていると証言した警察官は立派だと思います。

 

 警察官が冤罪となった供述調書を破棄して証拠隠滅をしました。その警察官を警察が逮捕起訴できるでしょうか? そのために「大川原化工機」は刑事告発に踏み切るとしています。 警察組織が,組織上悪人となってしまった警察官を逮捕できるのでしょうか。 逮捕しなければ,警察官は悪人の味方ということになると思います。

 

 とにかくとにかく逮捕されて冤罪なれば,警察は信用せずに「黙秘」「我慢」「国家賠償」という手続きを踏むしかありません。