ビッグモーター保険金詐欺(ゴルフボールで自動車ボディをボコボコにしたり,タイヤをパンクさせたり等)によって,国民の自動車保険料負担が明らかに増えました。

 

 国民はこれらのビッグモーター保険金詐欺犯人の黒幕が明確になっているにもかかわらず,黒幕損保経営者を逮捕しない警察と金融庁の大甘処分が保険会社の詐欺を今まで通り増長させるというか。犯人を金融庁や警察が実際に匿っていると国民は疑いの目で見ています。

 

 国民負担が大きい保険料をさらに膨らまして,天下り原資を確保して警察が損保業界を守ってくれてるとばかりに損保の詐欺行為がビッグモーター事件で明るみになったと言えます。

 

 国土交通省所管の自賠責(強制)保険は保険料が値下がりしたのに自動車保険料は今年の1月から値上げされました。 法人向け保険料は損保大手4社(東京海上,三井住友海上,損保ジャパン,あいおい損保)のカルテルによって高値保険料談合を指摘されて,立ち入りされていますが,個人向け保険料も事実上カルテルされていると思います。

 

 信用が第一の保険会社で起こってしまった不祥事。お客様に不信感と不安を抱かせるだけではなく、扱っている金額も大きいだけに、許されない。保険会社は競い合いがないカルテル業界なのが問題だと思います。 事故が起きると損保業界揃って約束した保険金を支払わないのが保険会社の常識化されているからだと思います。

 

 世間では約束した保険金を支払わないとして異議申し立てすれば,挙げ句の果てには「無料のそんぽADR」が裁判外紛争機関として保険会社から紹介されます。 そのアリ地獄的な詐欺ADRによって顧客を騙し続けていた損保に毛の生えたような保険金をちょっとだけ水増し決めてしまう悪しきADR慣習があるようですから,国民誰もが,保険会社主導のそんぽADRを信用していません。

 

 悪魔のような「無料のそんぽADR」よりも間違いなく多く保険金が貰える簡易裁判所調停や弁護士会ADRの方が手数料があっても,それ以上に保険金が適正に貰えることがSNSでバンバン流されています。 国民誰もが保険会社=詐欺会社として扱い損保大手4社ほど酷い詐欺損保だと評判が大きくなりました。