Romyとりーちゃんとわたし。

わたしは海が好きだ。


海の近くの家がすきだ。


だから、芝浦という、東京湾付近に引っ越してきた。


引越しは小さいときに何度も経験した。


父親の仕事の都合で、いろんな地域を転々としたから。


幼稚園年少までのたった3年しか住んでいないけれど、宮崎に住んでいた頃、社宅の裏を抜けるとすぐに海があったのを覚えている。


海のない地域に引っ越しても、あの澄んだ海のある景色が忘れられていない。




Romyとりーちゃんとわたし。

今日は免許を取得してはじめて、車を運転した。


一ヶ月前に免許を取得したばかりだったので、かなり不安だったが、東京のとある教習所に通っていたため、東京の街を走るのは恐怖ではなかった。


教習中は目黒や恵比寿を走っていたが、今日は豊洲付近を走行した。


祝日ということもあって、人の流れが穏やかに感じられ、とても運転しやすかった。


都会の人たちは急ぎすぎている、と思うけれど、祝日などになると、都会の人ならではの休息もあるのではないかと思う。


ららぽーと豊洲の海側の雰囲気がたまらなく好きだ。


わたしも将来は豊洲の近くに住んで、あの芝生や椅子でのんびりした時間を過ごしたい。



Romyとりーちゃんとわたし。


とはいえ、ずっと東京に住んでいたわけではないから、田舎ならではののんびりした空気がとても好きだ。


東京でもたくさんの休息スポットはあるが、どこか落ち着かない雰囲気がある。


本当に休息したいときは、やっぱり地方に行くのがいい。


そして、子供を育てるには絶対に地方がいいと思う。


地方で育ち、大学から東京に出てきた自分が言うのだから間違いないと思う。


都会でしか生きてきていない子供達は、なにを休息だと思いながら生きているのだろう。


Romyとりーちゃんとわたし。

気付けばあと2週間で社会人になる。


まだまだ学生のうちにやり残したことがたくさんある。


こんな中身のない子供が社会人になってもいいのだろうかとかなり不安。


ただがむしゃらに毎日を生きてきた高校生までとは違い、毎日が自由な時間でいっぱいだった大学生活。


わたしは、この4年間で何を得たのだろうか。




Romyとりーちゃんとわたし。

夢はたくさんできた。


高校生までは、なりたい夢がなくて本当に困っていた。


小学生のときの卒業前の呼びかけで、「わたしの夢は、夢中になることを探すこと」だと言ったくらい。


その頃は、それはきっといつか叶うすてきな夢だよと先生が教えてくれた。


でも、今でもはっきりした1つの夢は思い描けない。



Romyとりーちゃんとわたし。

何度もしつこいが、わたしは海外に旅行に行くようになって、本当に視野が広くなった気がする。


それまでは、お金がないこと以前に、外国人に話しかけられること自体が恐怖だった。


英語は好きなほうだったが、外国人のことをただの偏見としてだが苦手意識を抱いていた気がする。


今では、どんな国でも行ってみたいし、それぞれの文化に触れてみたいとさえ思う。


言葉が通じなくても、笑顔は世界共通だということに気付き。


どんなところにいても、夢や希望を持って生きているんだということを知れた。






この4年間は、わたしの人生の中で無駄な時間ではなかったのかもしれない。


Romyとりーちゃんとわたし。


わたしが東京という都会に来てからちょうど4年になる。


小学生のときから、具体的な夢はなかったものの、全てが揃っている東京という街に憧れていた。


わたしの父親は転勤が多い職業なので、幼稚園を3回変わり、小学校はかわらなかったものの中学でまた引越し、高校のとき父親だけ他の地域で単身赴任をしていた。


それからは転勤がなかったが、また転勤になったらしい。


小さいときは、転勤が大嫌いだった。もちろんどんな子でもそうだと思う。

せっかく仲良くなった友達と別れて新しい環境で友達を1から作りなおさなくてはいけない。


もちろん幼稚園3回、さらに小学校も家を建てた関係と私立に通っていた関係で、同じ幼稚園の子もいないし、中学校ももちろん誰も知り合いがいなく、さらに高校は学区外を選んだため結局知り合いなし。


大学も、関西ではなく東京を受けて進学することもあって、知り合いがいなかった。


頭がそんなに良くないくせに、自分のレベルにあまり合っていないような大学を受けてしまった。

奇跡的に受かったのは、どの受験生よりも受かりたい気持ちが強かったからだろう。



Romyとりーちゃんとわたし。

4年前のあの新鮮なドキドキした気持ち。


今ではもう、そんな気持ちさえ忘れてしまうほどこの環境に慣れてしまった。


東京のど真ん中にある教習所に通ったり、東京の南エリアに住んでいたり。


今まで田舎で生活していた基準とは全然違う基準で生活するようになって、少し価値観が変わってしまった気がする。



Romyとりーちゃんとわたし。


最初に上京してくるときは、先入観だけで、東京の人たちはつめたい人ばっかりだと思っていた。

でも、東京に来て出会った人たちは本当にいい人ばっかりで、今までずっと閉じていた心の扉を開き、なんでも話せるようになった人もいる。まだ完全に開いているわけではないけれど。


東京に来て、新しい自分に出会えた気がする。


それは、夢ばかり見ていた田舎の子供が現実を見てショックを受けたり成長したりして、少しずつ大人になれたからだと思う。


2人っきりで海外に行って、そこで今までモヤモヤしていた自分の気持ちを正直に話せる友達ができたり、

お客様を喜ばせたい、という一心のわたしを認めてくれていろんなところから仕事のお誘いをいただいたり、

年齢関係なくはしゃいだり、相談し合えたりできる仲間ができたり、

楽しむだけではなく、情勢や将来のこと、真剣な恋愛話をできる仲間ができたり。


挙げればキリがないけれど、みんなみんな大切な仲間であり、戦友であると思う。


東京、憧れだった街がどんどん自分の街に変わってゆく。


それに似合う人間になりたいと強く思う。