日本時間4月11日4時にキックオフしたFCバルセロナ対PSGの試合はゴールの取り合いとなった。


前半ボールを支配するPSGに対してカウンターからチャンスを作るバルセロナ。バルセロナは相手の良さを消しながら効果的にゴールに迫り、前半37分に繰り返し続けてきたカウンターからハフィーニャのゴールで先制に成功する。PSGはボールを持ちながらもなかなか決定機を作ることなく前半を終える。このまま、バルセロナペースで進むと見られたこの試合だったが、PSG監督エンリケは変えてみせた。後半スタートからアセンシオに代え、バルコラを投入すると試合の展開はガラッと変わった。後半開始早々、エンバペのクロスのこぼれ球から古巣対決となったデンベレの強烈な左足で同点に追いつき、立て続けにヴィチーニャの抜け出しからのゴールで勝ち越しに成功する。この時点で完全にペースはPSGだった。しかし、そう簡単にバルセロナはPSGを勝たせなかった。悪い流れを変えるべく、ペドリとフェリックスを同時投入したバルセロナ。投入後1分でペドリのアシストから同点に追いつく。このゴールで勢いを取り戻したバルセロナは徐々にペースを取り戻す。後半ボールが持てなかったが、その後は少しずつボールを持ちチャンスを伺う。PSGもバルコラ、デンベレ、エンバペを中心に勝ち越し点を狙う。後半チャンスを作るPSGだが、2度ポストに嫌われてしまい勝ち越しができず。そんな中クリステンセンを投入したバルセロナが、CKからその入ったクリステンセンのゴールで勝ち越しに成功する。


このまま試合は終了し、バルセロナが先勝して、来週セカンドレグに挑む。