ゆうしが東京に引っ越す前に
けんやとゆうしは二人で一緒の大阪の
とあるジュニアのテニスクラブとか通ってて
いつも競い合ってて
たまに、月一とかで他のテニススクールとの
合同練習とかあったりして
そこに隣町のスクールに通ってた
白石も参加してて
メニューのなかに練習試合とかがもりこまれたりして
グループ分けとかされるといつも
白石とゆうしはおなじグループになってて
ゆうしは飄々としててやっぱり自分に自信ある風なんだけど
白石のことは密かに「こいつ、やりおるで・・・」
みたいに認めてたり、察してたり、
このときはまだ聖書のような完璧なテニスでも
静けさのなかに激情も秘めてない
基本にただ忠実なだけの面白くないテニスをしてるんだけど
ゆうしはこの時に何かを感じてたらいい。
白石は白石で結構試合で活躍してるゆうしの事は知ってて
ふたりは顔見知りで名前もわかってていちを友達で
会ったら普通にしゃべったりするんやけど
それ以上でもそれ以下でもない関係で
けんやはなんかいっつも二人と同じグループにはなれんくて
白石のことは名前きいたことあるような・・・みたいな認識でそれよりも
「スピードスター☆スピードスター☆」とか言いまくって
とりあえず俺は凄いんや!みたいな自己主張をする子で
とりあえずよく走る子で
前半にガンガン攻めて、それはホントに凄いんだけど
足が速いだけでまだ持久力がないからすぐバテて
3-0ぐらいから毎回ひっくり返されるような負け方する子で
またコーチに注意されたりしてよくそのことで
ゆうしにからかわれたりして
でもコーチ達に実はスクールで一番可愛がられてたりして
あと同じスクールに小石川もいて
地味に小石川とけんやは仲良かったりして
普段けんやがゆうしと勝負するときは
本当に負けられない戦いだから本能的に
身体がスタミナ調節しちゃってたりしてたらいい
そしてよくクラブの女の子たちに
「けんやくんとゆうしくんは兄弟なの~?」
って聞かれててその度にけんやは
「こんなやつと兄弟とかありえへんっちゅー話や!!」
とか必死に言うのにゆうしは面白がって
「ああ、おれの方がアニキやねんで」
とかいう感じでいうからその度にまたけんやは
「ゆうし!おまえいいかげんにせーや!」
みたいにけんかになって、でも結局けんやは
「おれがアニキに決まってるやろー!!!」
って怒るところがすり替わって
『兄弟であること』じゃなくって『どっちがアニキなのか!?』
でけんかになってヒートアップして
「ゆーしコート入れや!」みたいになって
ワンゲームマッチとかに発展してしまって
そしたら女の子たちが
「せんせーまたゆうしくんとけんやくんが勝手に試合してまーす」
みたいになってコーチに途中で止められて
いつもいつも決着がつかない、みたいな感じで
そんな感じの幼少期の二人が可愛すぎてわたし爆発する。
っていう妄想。