ルアーについて

 

エリアフィッシングを始めたころ、私が使用していたルアーは、メーカーもウェイトもばらばらのスプーンが20枚くらいとプラグが8つくらいでした。ほとんどもらい物で、あとはユーチューブでみた豆粒ルアーを数個買いました。




前のブログにも書きましたが、初の1日券釣行では上記のルアーたちで坊主でした。それから自分なりに勉強と経験を重ねていき、自分なりに釣れるルアーたちとの出会いを果たしていきました。


まずはセニョールとの出会い、そしてエリアを始めて1年が過ぎたころにセニョールの卒業を思うようになりスプーンの釣りを意識して始めました。でもスプーンはひたすらつれませんでした。


あまりにも釣れないので、スプーンはすべていっしょ、どれもこれも大して変わらない、という認識を持つようになりました。


そこでプラグを試すようになり、ニョロ系クランクであるロブルアーのバルスと出会いました。



ミドリフィッシングエリアで60匹以上の釣果をたたき出し、バルスはその時より神のルアーとなりました。バルスは生産中止になっており、在庫があるところを探し回りバルスを6個くらい手に入れました。


苦労して手に入れ、思い入れが半端ないルアーでしたが、その他のエリアではほとんど釣れず、フックが絡まりやすくテンポも悪いため、徐々に使わなくなりました。




次にであったのが、なぶクラでした。


ネットでいろいろなプラグを調べていたらジサクラという評判のすごいルアーを発見したのですが、ハンドメイドルアーで入手困難とのことでその時は諦め、ジサクラのDNAを受け継いだ量産品とのうたい文句のあったなぶクラに白羽の矢を立てたのでした。


当時よく通っていたアルクスポンドのスタッフ平本さんに「今日はどうですか~。」なんて話しかけられたので、ジサクラについて聞いてみました。そうしたらやはり、手に入れることは難しいといった話を伺いました。そんな話をしているうちに、巻きを止めていたなぶクラに魚がアタック。ノーテンションであったためばれましたが驚きました。


平本さんはその手のルアーはよくありますよと話していました。そしてまた話しながら巻いていると今度はフッキングしました。


なぶクラすげー!という思いと同時に、本家のジサクラを何としても手に入れたいと思うようになりました。


それから、セニョールで渋い時でもなぶクラに助けられるなどの経験を重ね、思いは募り、ヤフオクでジサクラを5000円で落としました。



ルアー1個に5000円とはとんでもないことですが、思いが募りすぎて感覚が麻痺していました。


そうしてジサクラを手に入れたのですが、ロストが恐ろしすぎて使用できませんでした。試しに数投使用しましたが、バルサで長ものなので空気抵抗が大きく飛距離があまり出ませんでした。それでもなぶクラよりも魚を寄せる感じがしました。ロストを恐れて魚がよる気配があるとすぐに巻いて回収してしまいましたが・・・。


この、ヤフオクを通したジサクラとの出会いが、ジサクラの製作者シトさんとの出会いにつながるのでした。と言っても少し話せた程度ですが。


ジサクラを手に入れて以降、もっとジサクラがほしい、そうすればロストを恐れずジサクラを使用できる、と思うようになり、購入手段を模索しました。


そうしているうちにあるイベントにシトさんが来る、ジサクラの販売会があるとの情報を聞きつけ、そのイベントに参加しました。


釣りど下手のど素人が、緊張しながら単身、他県のイベントに初めて参加してきました。そのイベントでは、目当てであったハンドメイドルアーの販売会以外にもハンドメイドルアー教室や景品のかかったプチゲーム等があり、身の程を忘れて楽しむことができました。またハンドメイドルアー教室をきっかけに、自身でもハンドメイドルアーを作るようになりました。


ちなみに、ハンドメイドルアー販売会では、ジサクラ、ジサクラ90、ジサクラスリムをシトさんから直接購入し、使い方などを直接聞くことができました。とてもうれしい経験でした。


その他に、イベントの景品も含めてMクラ、ポッシブ、ごふクラ、らくクラ、pemクラなどを手に入れました。それらは今、私の宝物となり、使うことのないルアーケースの中にしまわれています・・・。


シトさんをはじめ、ビルダーの皆さんは『使ってなんぼのルアーなので、ロストを恐れずばんばん使って。』と話されていましたが、俺には、無理でした・・・。


この後半年くらいハンドメイドにはまり、それから徐々にスプーンに意識が向かい始めるのですが、長くなりましたのでまた後で



おしまい