今日は私が営業の仕事をしていた頃のことを
書いて見ます。



広告代理店での営業の仕事に就いたことが
個人事業主として何かしてみようと思えた
一番のきっかけになりました。


法人営業で、色んなお店や会社さんへの
人材採用の広告営業の仕事だったのですが


毎週月曜日に今週の目標がスタートして
金曜日には結果が出て、18時にはリセット。
また月曜日には新しい数字目標が出来て0から積み上げる。
ひたすらこの繰り返しの日々。


1週間が本当に早かったです。


水曜日には今週の数字の達成か否かが8割決まって
残り2日で達成か未達かが確定する


とんでもないスピード感。
1年があっという間に過ぎ去る現場での仕事は
大変でしたけど面白さがありました。


数字を作ることに夢中になって
達成することは
とても心地よかったです。


でもそれ以上にプレッシャーもあったし
数字が作れない=ダメ社員
という概念を持っていたことで
自分の無価値感といつも隣り合わせで過ごしていました。


売れたらカッコよくて価値ある自分
売れなければ無価値でダメな自分


営業でいた頃はこの構図が出来ていて
いやいや、そのずっと前からかな


お金が稼げない自分 = 無価値


という風に
私はお金と自分の価値は
いつもくっつけて考える思考を
ずっと昔から持っていました。


この概念を持っていた私は
常に売れているか?売れていないか?
だけで自分の価値を判断していたので


営業をしていて楽しい反面
自分の価値をすぐに見失っては
本当の自分の価値に気づくことが出来なくて


仕事でも、家庭でも
それが歪みを生んでいることに
だいぶ時間が経ってから気づきました。


どんな信念や概念を持っているか?で
生き方は変わります。


自分の価値とお金を切り離し
本来の価値を取り戻すには
心の世界を学ぶことが必要でした。


でも営業の仕事をしている頃は
そんなことを考えたり学んだりするゆとりが無くて


結局自滅して
営業の仕事を辞めてからしか
向き合えませんでした。


営業の仕事に価値が見いだせなくなった頃の私は
本当に価値あるものを私は提供できているのだろうか?
いや、私はクソ営業マンだろうな…
数字が優先で根本的な解決にはつながらない提案ばかりをしている


それでも数字はついてくるから
結局このままでいいになってしまう…


そんな私はやっぱり最低だと思う…
そう感じてしまうほど
仕事に誇りをもつことが出来なくなってました。


数字をつくることが営業の仕事ですので
売り上げが上がらないとなると
いる意味が無い…


でもお客様も買って下さると言うことは
必要として下さっているのだから
本当はそれでいいことではあるのです。


需要と供給の関係が出来ているなら
それは立派なビジネスです。


でも
やっぱり私はそこに
商品への自信がもっと欲しいと思うようになりました。


根本的な解決が出来るものを
自分が心から良いと思うものを
ご提供したい。


じゃあ、私にとって
本当に良いと思える商品って何だろう…
そこを探究したくなりました。


売るという仕事は好きです。
売ることが出来たからこそ
売り手も買い手も
得られる幸せがあります。


だからこそ
自分が良いと思うものを売りたい。


それが一体何なのか?
営業の仕事をしている間は
見つけられませんでした。


そこから自分探しが始まったのですが


自分の人生を何度も見つめ直して
この人生で私が築き上げてきた価値って何だろう?


それをずーっと探し続けて来ました。


そして自分の価値を認められるようになると
自分が人生かけて築いてきた価値にも気付けるようになり


今改めて
この世界に届けて行きたいものを
カタチにしようとしています。


私にとって一番価値を感じるのは
心の世界、人間関係、自己価値、セルフイメージ


人の本質に深くかかわるもので
その人の価値を引き出すこと。


そこに最も価値を感じています。


そういえば
営業の仕事をしている時も


原稿を作るための取材で
社長さんの
『なぜこの会社を始めたのか?』
『なぜ今、この仕事を選んだのか?』
そこにある思いとか
人生のstoryを聴いていることが
一番楽しい時間でした。


一人一人にある人生で大切にされていることや
これまでの道のりで築き上げてきたものを
その人の言葉で語っていただくことが
とても感動するし、美しいと思えました。


誰一人、無価値な人生なんてなくて
それぞれにドラマがあって
葛藤や苦難を越える瞬間があって
自分に感動する瞬間があって


生きるって美しいな。
そう感じることが出来た。


つい営業の仕事を考えると
売る事にフォーカスしてしまうけど


私にとっては
人の人生に触れられる瞬間に
一番面白さを感じていたのかもしれません。


でもそれが
いつしか売るための道具になっていて…


社長さんが本当に目指したい世界を実現する力には
慣れていないように感じたのです…


だからこそ自分探しをしながら
自分の価値を見つけることを
探究し続けてきたのだと思います。


こんどこそ
本当に良いと思えるものを提供するために


自分が自信を持って提供できるものは
その人の中にある価値。
そう思えました。


だから先に
自分の中に見つけたかったのです。


自分に見つけられた価値は
人の中にも見つけられるから。


人の中にある本当の価値に
フォーカスする場を作りたい。


それが私が欲しかった
価値ある提供なのだと思うのです。


本当の自分を知る場所。
自分の本音を引き出す場所。


ダメな自分があることで
もっと良い人間になろうと思える。
ダメな自分こそより良い人生を生きる種になる。


ダメな自分がいない人は
人間なら一人もいません。


そのダメな自分を受け入れるから
他人のダメさも受け入れられるようになり


ダメな自分のまま
幸せな人生を生きていいと思えるようになれる。


立派な人間にだけなろうとすると
人はどこかで自滅します。


でも
ダメな自分も私の一部。
その自分でなりたい自分になっていいと思えると


自分を変えて行くことにブロックがなくなって
もっともっと自由な生き方に変われるから。


そんな人を
この世界にもっともっと増やしていくサポートがしたいな。


そんな風に思っています。


営業の仕事での体験や気づきは
私の人生を変えるきっかけになりました。


営業の仕事をさせて頂いたからこそ
私が求める価値の探究を始めることが出来ましたし
行動する勇気を出す練習をたくさんさせて頂きました。


『売れている営業こそ一番断られている。』


営業の時に教えて頂いた、心が強くなる言葉です。


たくさん行動して
たくさん失敗して
生きることが上手くなろう。


この出会いに心から感謝しています。


今日もあなたの幸せを
応援しています。

 

 

 







紗竹 優妃
(さたけ ゆうひ)

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 


 

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【紗竹優妃ってどんな人?】

夫の横領、使い込みが発覚して離婚寸前
貯金も0で家庭崩壊した経験があります。

そこから
夫婦でいる価値を取り戻し
17年ぶりに第3子を授かり
夫は横領した会社で出世し
会社役員+1社のビジネスオーナーへ
変化をとげた体験から

・本当の自分の見つけ方
・自分らしく生きる方法
・パートナーシップ
・お金・スピリチュアルなど
自分を愛して幸せに生きるための
知恵や体験をシェアしています。
24歳21歳4歳の子供と夫の5人家族。
結婚24年目。