はじめまして

紗竹優妃です。

 

 

本日から新しく

ブログを始めて行きます。

 

 

どうぞ

よろしくお願い致します。

 

 

 

まずは自己紹介を兼ねて

私の体験を書いて見ます。

 

 

 

実は私には

 

 

【夫の横領、使い込みが発覚して離婚寸前】
貯金も0で家庭崩壊した経験があります。


そこから13年かけて這い上がり

 


離婚せず、夫婦でいる価値を取り戻し
17年ぶりに第3子を授かり
夫は横領した会社で出世し
会社役員+1社のビジネスオーナーになって行きました。

 

 

その体験の一部を

今日のブログで

シェアして行きたいと思います。

 

 

————————————————————

 

 

 

長女が13歳、二女が10歳の頃
私の頭の中は


『もっと稼ぎたい』
この思考で一杯でした。


でもこの偏った思考があったからこそ
後に大きく人生を変えるほどの気づきを
受け取ることになるとは
この頃はまだ、思ってもいませんでした。



長女が中学1年生
二女が小学4年生になり
それぞれに受験を考えていました。


私立中学と高校受験
どちらも準備が必要。


3年あればどうにかなるかな…
でもたった3年で
私はパートで二人とも受験生になって
やっていけるのかな…


そんな不安の中
ずーっとぐるぐると心配をしては
なかなか覚悟が決まらずにいたのですが


長女が中学校の入学を迎え
いよいよ本番だな…となった時に


2人とも受験する。
そう肚を決めました。


この頃私自身も
夫の横領が発覚してから数年が経ち


なかなか思うように
離婚出来るほどの経済力が持てなくて
自分の未来に対しても
どうしたらいいのか?分からずにいました。


このままで終わりたくない。


それは明確なんだけど
下の子が小学生のうちは
なるべく一緒にいられる時間をつくりたい…


本当は子どもとの時間が欲しいのに
お金を考えると
もっと働かなくてはいけないのかな…


そんな葛藤を
いつも抱えていました。


そこにとうとう子供達の受験が
目の前までやって来てて


いよいよお金が
もっと必要になって来て


いろんな状況に迫られる中
私自身もここまでいろいろな仕事をしてきて
自分なりにstepupしてきていたので


ここで一度勝負してみたい。
そうも感じてました。


なので人生で初めての
広告代理店の営業に応募しました。


丁度新規募集をしていて
しかも主婦チームを新規で創りたい
そんな会社のチャレンジもあって
かなりラッキーなタイミングで


アルバイトとして
採用して頂けることになりました。


新卒は大卒のみだし
なかなか専門以上の学歴しか
とらない会社だったのですが
新しい試みに助けられ
高卒の私でもやる気を買って下さり
採用して頂けました。


そもそも学歴では勝てないので
たたき上げで行くしかない 笑


そう思っていたので
アルバイトから始めて
成績を良くすることでしか
社員になることはむずかしいと思っていたので
かなり頑張りました。 笑


いろいろ後が無い状態だったので
それが原動力となって
本当にたくさん仕事をしました。


営業なのでわりと自由があるので
繁忙期は朝9時~17時くらいまで仕事して
一度夕飯の用意に帰ってから
もう一度会社に戻ったり


普段はなるべく18時には帰れるように
お昼もほぼ取らずに
削れる時間は削って
ひたすら必要なことを学んで行動したり…


こんな感じの仕事ぶりでしたので
お陰様で成績はずっと右肩上がりで
社員になる前に
社員より目標数字が高くなるという現象が起き
社内がざわついたこともあったりで


そんな私を見て
社長から「社員にならないかい?」と
声をかけて頂いて
念願の正社員になりました。


でもね
ずーっと「お金・数字・仕事」思考でいたので
だんだん家庭のなかに
歪みが生まれはじめてました。


お金・数字・仕事
この思考だと
どんどん仕事が好きになるんですね。


そのうち家の家事とか子育ての時間が
もったいないく思えてきてて…


この時間があれば
もっと仕事できるのに…


そんな気持ちだったからこそ
バランスを欠いた前のめりな心は


そのバランスを取り戻すために
家族の仲に歪みを作り
私に気付かせようとしていたのです。


だんだん家庭内はさらに壊れて行き
長女の高校が決まらなくなり
行きたいところも、成績的にも
決めることが難しくて
私立しかないとなったり


私の仕事も好調だったものが
だんだん成績が上がらなくなってきたり…


夫に対しての対抗心がより強くなって
さらに夫が嫌いになって行ったり…


夫の横領をきっかけに
家庭は崩壊したのですが


そこから夫は
会社と私からの信頼を取り戻すために
さらに仕事にのめり込んで行ったので


実質家庭を守れるのが私しかいないなか
私までが仕事を選ぶことが増えて行ったことで


私の仕事も家庭も子育ても
どんどん上手く行かない流れに
いつの間にか入り込んでいました。


あれ、なんか上手く行かないな…


あんなに上手く行っていた仕事でも
手ごたえが無くなり
子どもの受験でも先生や塾の先生との話し合いが多くなり


とうとう私は自分に
自信を無くしていました…


こうなると人って
ほんと弱くなりますね。


もう何が正解か分からないし
私ひとりではどうにも上手く行く気がしなくなり


子育ても・仕事も・妻としても
ほんと全部に自信が無くなりました。


とうとう、やっとかな?
人生に降参する時が来まして


そこで結婚して初めて
夫に「助けてくれない?」と
泣きながら電話したのを覚えています


横領してから
裏切られた気持ちでいっぱいで
心の底から許せなかった夫ですが


こうも全てが上手く行かなくなって
子どものことについては特に
誰かを頼るより、夫が一番いいだろうな…
そう始めて思えました。


この頃夫も、
一度横領してからは
社長の下で1からやり直し
もう一度信頼を取り戻したい一心で
新人のような立場へ戻り


トイレ掃除から1日が始まって
どんな仕事も一生懸命頑張っていました。


家では夫婦で一緒にいると
ケンカがたえなかったので
あえて距離をとるために
単身赴任で仕事をしていた夫も


子どものこととなったら
「いいよ、ここからは任せて。」
と快く今の状況を引きついでくれたのでした。



長女と私は
すぐ喧嘩になってしまうので
きっと夫の方が冷静に
どうしたらいいのか?
娘と考えられるだろうと思い


そこから学校のことは全て
夫に任せることにしました。



そしたらね


ビックリするぐらい
すぐ行きたい高校が決まったの!


私と娘との答えの出ないあの苦しさは
一体何だったのか?…


その時悟りました。


間違っていたのは私なんだって…


何をどう間違っていたのかは
良く分からないけれど


私の何かが間違っていたから
こんなにも全てが上手く行かなかったんだな


夫の横領も
ずっと夫が悪いと思っていたけれど


この現実を引き寄せたのは私で
私にも原因があるからこそ
この現実が起こったんだな…


そう受け入れられるようになっていきました。


私がそう受け入れるほど
子どもの悩みは嘘みたいになくなり
夫に対しても
感じる感情が変わり始めていきました。


今まで顔をみれば
私は文句しか言ってこなかったのに
それをずーっと我慢しながら
「離婚だけはしたくない」と必死で私のことを引き留めて


いつかまた認めてもらえるように
横領のことは全社員が知っているなか
夫を嫌う人もいる中で
新人に戻って1から社内でやり直す道を
選んだ夫。



当時の社長だけは夫を信頼して下さり
「辞めなくていい。おれが目の黒いうちは俺が更生させるから」と
一人、夫を見捨てずに、拾い上げることを決めて下さった社長の下で
恩返しが出来るよう必死で働いていました。



会社でも家庭でも
鍼のむしろのような環境だったのに


私が人生にとことん上手く行かなくなった時
「俺に任せろ!」と言ってくれ
むしろやっと頼りにされて喜んでいる様子で
子どもの進路を引き受けてくれたことが
本当に嬉しかったし救われたのです。


この時
夫だけじゃないんだな
私も同じくらいひどいところがあるんだな…


そう自分を冷静にみることが
出来るようになりました。


今振り返るとこの時が
私が人生を変えるために
学ぶ姿勢が生まれた瞬間だったのだと思います。


この出来事があってから
私は一度仕事を辞めて
もう一度自分の人生を見つめ直してみよう。


私のやりたい事って何だろう
私の大事なものって何だろう
本当の私で自分らしい最高の人生を歩むって
どんな道だろう…


そんな私の
人生と心の探究が
始まって行きました。


離婚しかない
そう思っていた価値観は


心の世界の探究をするほどに
本当は愛情を感じる夫婦でありたいと
思っていたことを思い出し
やり直す価値観へ
だんだんと変わって行きました。


本当の私は
家族が一番大事で
人生かけて守りたいものだったのです。


それが壊れてしまって
どうしていいのか分からずに
おろおろと、うろたえていたのだと思います。


子どもの頃の育った家庭では
ずっと一人のような気がしていて
ずっと愛のある家庭に憧れていました。


今でこそ
両親の愛を受け取れるようになりましたが


愛の無い家庭が寂しくてたまらなかったからこそ
結婚や子育てへの憧れが強かったし


家庭が欲しくて結婚したのに
自分も両親と同じように
表面的な家族しか創れていなかったんだと気づいた時
とてもショックでした。


それが受け入れられなくて
一方的に夫だけを
攻め続けていたんだと思います。


変わらなくてはいけなかったのは
私の方でした。


でも
この夫の横領という出来事があったからこそ
私の一番大切なものに気づくことが出来ましたし


自分の人生にはどんなギフトと価値があり
困難はどうやって乗り越えたらいいのか?など


人生で本当に大切なことに
気づくことが出来ましたし
学び乗り越える楽しさを知ることが出来ました。


人は自分を知って学ぶほど
どんどん自由になり
自分を解き放つことが出来ます。


本当の自分で
自分を大好きになると


同じように
夫や他人を愛せるようになるのですね。


人生で起きる困難は
あなたへのギフトです。


ぜひ、受け取って
そこにある愛の扉を開けて
あなたらしい人生を
あなたも歩んでみてはいかがでしょうか?


長くなりましたが
最後まで読んで下さり
ありがとうございました。


今日もあなたの幸せを
応援しています。

 




紗竹 優妃
(さたけ ゆうひ)


 

 

 




 

 

 

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