J1 2ndステージ第16節
FC東京-ベガルタ仙台
前半14分にワンツーから抜け出した中島翔哉選手がアウトサイドでボールを中へ上げ、水沼選手がヘッドで押し込みFC東京が先制
セットプレーからヒヤリとする場面を作られることもありましたが、仙台のカウンターを封じたFC東京が1点を守りきりホーム最終戦を勝利で飾りました
ハモン ロペス選手(仙台)
「最初から難しい試合になると思っていたが、ボールをもつと相手が2人来て何も出来なかった。自分のプレーを活かせず終わってしまった。」
・早い時間帯に先制され、今回のように堅い守備の相手に対し、何が足りなかったと思いますか。
「前半は本当に守備が固くて何も出来ずに終わった。後半はポゼッションも増え良くなったが、足りなかったのはラストパスの部分。」
表情は終始硬いままでした
先制し、無理にリスクをかける必要がない相手に対しカウンターを有効的にかけることが出来ず。
難しい展開になりましたが、セットプレーでは色んなバリエーション見せチャンスを作っていた仙台
ホームで最終戦を白星で終えられるか注目ですね
そして本日注目したのは水沼宏太選手
見事、勝利へ導くゴールを上げた水沼選手ですが、このゴール以外でも立ち上がりから熱いプレーを魅せていました
(先制ゴール後に喜ぶ水沼選手達)
試合後は「思い描いてたシーズンではなかった。出れない時から常に準備はしていたので、それが結果に繋がって良かった」と話していました
以前J3のFC東京U23の試合で取材させて頂いた時も試合中は誰よりも声を出していましたし、
「トップチームでやってやるんだ」
という気持ちを1番感じたのは水沼選手でした
鳥栖でも主力として活躍し、FC東京へ移籍してきた水沼選手にとってJ3のピッチに立つということに様々な想いがあったと思います
そんな想いをプラスに変え、結果に結びつけた今日のプレーは素晴らしいとしか言えないですね
FC東京に関してU23のピッチに立った選手が再びトップの試合に立った時、グッとパワーを感じるような気がします
以前、高橋秀人選手にもそれを感じたのを覚えてます
J3のピッチに立つことで
「やってやる」という気持ちが強くなる選手はやっぱり違いを出せるんですね
いよいよ次が2ndステージ最終節