庭師事 枯葉のかんざし アップリケ | お茶事体験!和の世界~優権~お茶事に参加してみませんか?

庭師事 枯葉のかんざし アップリケ

今年もお陰様で、無事に口切の時を迎えることができました。

お弟子さんに手伝っていただき、何時ものように、庭の白い石を上げて、土や枯葉苔を洗い流し、
二晩ブリージに漬けて置き、また洗い流して、敷直しました。
真っ白になった路地は、本当にきれいで、心も洗われる気分です。
その後は一人でコツコツと、毎日庭の手入れをいたします。
腰が痛くなったら、休憩し、二時間だけと思っても、やりだすとあっという間に五時間!!
大変ですが、きれいになっる庭を見たら、やってよかったと満足感を感じます。
疲れて中に入ると、頭に枯葉、洋服にも枯葉がいっぱいくっついています。
そこで、「庭師事 枯葉のかんざし アップリケ」ということです。

障子の張替えをし、竹を切りに行って、青竹の箸・灰吹き・蓋置・花入れを作りました。
今年は四十肩が治ったので、だいぶん復活して元気にこなせました。

今日からお茶事の本番でした。
京都からの茶壺も無事に届き、母が作った茶壺のお茶入れ日記も十九枚。
もう十九回、東海道をクロネコでお茶壺道中をしたことになります。
珍しくあいにくに雨で、外の路地には出られませんでしたが、
削りたての青竹箸の色の美しさに、みなさん感動して下さいました。
もちろん 挽きたてのお茶のお味は格別ですとも・・・。

何時まで出来るか分かりませんが、頑張ってこのスタイルを続けていきたいと思います。