米がようやく店頭に並び始めてだいぶ時間が経ちました。
私の所は、米がないと言われる時期であっても、何店かまわるとなんとか入手できたので、実質的に米がないという状況は避けられましたが、値段は数割増しになったと思います。
そこで、言われるのがなぜ備蓄米を放出しないのかという疑問です。
大阪の吉村知事の肩を持つつもりはありませんが、やっと言い出しっぺが出てきたという感じで溜飲が下がりました。
実際には多くの店頭から全く米がないという事態があるにもかかわらず。そして政府には備蓄米があるにもかかわらず、また5月には米不足が始まっていて、報道でも予測されていたにもかかわらずです。
米は日本における最も重要な食料であるはずだし、小麦の輸入なんかは政府が一旦全て買い取りしてから市場の動向を見ながら価格変動にも留意しながら放出していると報道されています。
食糧法第2条には「米穀の供給が不足する事態に備えた備蓄の機動的な運営及び消費者が必要とする米穀の適正かつ円滑な流通の確保を図るとともに・・・」とあります。
電気、ガス、ガソリンはなけなしの、将来の子どもへの借金を増やしてまで補助金を使って軽減措置をしているけれど、そのような補助金の必要の無い備蓄米放出がなぜ出来ないのか、政府はきちんと説明すべきです。
一部報道では農水省の放出手続きが何週間もかかり間に合わないとか言い訳していますが、5月頃から騒がれていたのだから不作為なのではと思いますし、国会が閉会中で野党も動かない情けなさも感じます。追求がなければまた不作為をするようにも感じます。
年間の主食米は約700万トン、飼料米が約70万トンで政府にて作付面積が種々調整されているようですので、その見通しの失敗もあるかもしれませんので野党にはしっかり監視してもらいたですね。
備蓄米は毎年20万トン5年分、合わせてですが、概ね100万トンが備蓄されています。これだけの備蓄があれば放出に何の支障があるというのでしょう。
小売り価格を変動させると言うけれど、その変動が今起きているのだから今放出して調整するべきなのではないのか。プンプン
農水大臣からはそろそろ新米が出る端境の時期であり、備蓄米放出は民間の新米の価格に影響が出るとか、もう少しすれば新米が出るからとかいいますが、備蓄米は世の中にお米が足らなくなったり、価格が高騰している時こそ放出すべきと思います。また低収入の家族や子ども食堂なんかには影響は大きくなりそうですし、今後の米離れの心配もあります。
もし政府、特に農水省の怠慢、硬直化した行政の運用だとすれば糾弾されなければならないと思うし、大臣の鈍感さだとすれば、これも非難されるべきと思います。
また、マスコミも政府の言い訳をそのまま流しているけれど、米流通の問題点、硬直性や保守的な行政運用をきちんと調べているのか疑問だし、切り込んで欲しいと思います。
食糧自給率が40%を割り込んで久しいですが、マスコミも勉強不足ではと少々もの足らなさを感じます。
ついでに当初米不足の理由にインバウンドと昨年の不作をマスコミもこぞって報道していましたが、この影響はわずかであったり織り込み済みとのこともあり、理由にはならないとどこかで聞いています。
近視眼的な部分もあるかも知れませんが、今の想いを素直に表現してみました。
了
- 前ページ
- 次ページ