侵入犯にとって、入りやすく外から見えにくい家は格好の標的になります。 

被害に遭わないためにも、侵入犯がどこに意識を向けているのかを知っておきましょう。 

侵入犯が一番恐れていることは、「捕まること」です。侵入までに時間がかかる家や、周囲の注意をひきやすい家は、侵入犯にとってリスクが高いので避ける傾向があります。 

では、どのような環境の家が侵入犯に好まれるのでしょうか 

 

★狙われやすい家(一戸建て) 

1、高い塀やボリュームのある生け垣は、侵入犯の隠れポイントになります。外から確認しづらい家は侵入犯に狙われやすいものです。庭の植え込みなども位置、量、高さに気をつけましょう。 

2、何日か続けて外出する際は、留守だと気付かれない工夫が必要になります。郵便は郵便局に、新聞は配達センターなどに事前に連絡して、配達を事前に止めておきましょう。 

また、家の明かりも電気代が気になるところですが、家を空ける場合はできるだけつけっぱなしで出かけるようにしましょう。 

3、人の目線は上に向きやすいという傾向があります。2階以上のベランダの囲いの見通しが悪い場合、ベランダの内側でかがむと外から気づかれにくくなり、侵入犯の隠れ場所になります。プライバシーを守ることに意識が行き過ぎて、ベランダに囲いをしないようにしましょう。また、比較的、人が自然と見やすい1階の道路側のベランダでも、見通しをよくすることを心がけましょう。 

 

4、侵入犯は光と音を嫌う傾向があります。隣家との間や家の裏側など、死角になる場所には、センサーライトや監視カメラを設置しましょう。日中は死角にならない場所でも、夜間は暗がりとなって見えにくい場所をつくります。また、歩くと大きな音がする「防犯砂利」が、防犯対策として効果的です。 

 

★狙われやすい家(マンション) 

侵入犯の被害に遭ったマンションには、いくつかの共通点があります。 

・マンションが駅から半径500m以内にある 

・建物が4階建て以下である 

・管理人がいない 

・築年数が比較的浅い 

・小規模である 

さらに、その中でも下記のような状況の場合は、注意が必要です。 

  1. 一階、二階、最上階 

低層階の一、二階は、侵入が比較的簡単です。一方で。5階建て以上のマンションの場合、高層階は値段が高いため、一般的に高所得者層が多いと思われ、狙われる傾向があります。非常階段から一度屋上に上がりロープなどでベランダに下りる「下がり蜘蛛」という侵入方法もあるので、高層階でも窓をしっかり施錠して外出しましょう。 

 

  1. 隣近所の住人の顔を知らない 

マンションがオートロックだとついつい安心してしまいがちですが、絶対に安心だと思い込むのは危険です。侵入犯は、住人の後ろについて侵入することもあるのです。また、共用部への人の出入りが多いと、鍵を開けようとしているのが隣人なのか侵入犯なのか区別することが難しく、犯行を見逃しがちになります。特に新築のマンションは住人同士が顔見知りになっていないので、住人か不審者か見分けがつかず、犯罪の抑止力が十分ではありません。 

 

  1. 見通しが悪い 

玄関付近が外から見えにくい構造や、窓やベランダ側に目隠しがある場合は、犯行が人目につきにくいので注意が必要です。 

 

 

 

 

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