このごろいつも心に浮かぶ言葉                

 それは感謝の二文字

 

 昨年の暮れ、近しい人が旅立っていった。

 まさかと思っていた人との突然の別れは、戸惑いと喪失

 感、そして、いのちの儚さをつくづく感じさせる出来事

 だった。

 自分より十歳以上若かった彼。

 余命を宣告されてから どんな気持ちで過ごしていたの

 かと思うだけで心が痛い。

 

 そのことがあってから、特に寝起きによく心に浮かぶの

 は、感謝 の二文字。

 今日も生きていること。目が覚めることができたこと。

 

 自分の周りには、たくさんの感謝すべきことが常に起き

 ている。

 今日は誰に感謝しようか

 今日は何に感謝しようか

 

     

 

                 指折り数えてみる