風緩む 帽子手袋 | 活学のすすめに

活学のすすめに

冒頭の歌は我流そのもの、「訪ね来る探し求めて語らいに 武蔵日記は活学の場に」としたい。旧国名から「武蔵日記」として、ひらがなと漢字の日本語で、機能的かつきれいに表現したい。「活学のすすめ」は安岡先生の言葉。学問は自分を作る実践性が必要という。

新しい生活様式(外出自粛五百九十七)を詠む

『風緩む帽子手袋脱ぎ歩く午前十時に活動はじめ』

雨水 次候 霞始めて靆く(かすみはじめてたなびく) 春霞がたなびき、山野の情景に趣が加わるころ。遠くかすかな眺めが、ほのかに現れては消える移ろいの季節。(新暦ではおよそ二月二十四日~二月二十八日ごろ)候のことば、霞と霧。旬の野菜、辛子菜(からしな)。旬の魚介、素魚(しろうお)。旬の兆し、野焼き。旬の行事、北野菜種御供(きたのなたねごく)。 以上 

*「日本の七十二候を楽しむ」(東邦出版)より