この記事は思い出しながら遡って書いています

 

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2021年7月27日

19:45〜

 

 

手術室から部屋に戻り


点滴やモニターなど一通り整えたあと




「お母さん、傷みますか?」



と頭を覆う帽子をチラッとめくる






!!!!!!!!!




坊主になってるびっくり

 

 

 

 

何でここまで

びっくりしたのかと言うと




手術室内に付き添いしていた際、


髪の毛は剃りますか?


と看護師さんに確認したときに

 

 

「切る場所周辺くらいだけ剃るので

全部ではないですよ〜」


と聞いていたから。 

 

 

 

そして、

毎年恒例となっている

写真スタジオでの家族撮影を

翌週に控えており

 


つい4日前に

いつもお世話になっている美容室で


放射線治療で脱毛した部分が

目立たないように


うまくカットしてもらったばっかりだったから。




命優先なのは

何よりわかっていますが。。



 



坊主になって、


傷はテープで見えなかったけど



放射線治療での脱毛部位が

全て露わになり




こんなにがんばってたんだな、


という息子を褒め称えたい想いと




7歳の身体に

こんな辛い想いをさせてしまってる


という申し訳ない想いが交差して




その想いに引きずられそうになりつつ



「手術をがんばった」


その事実をまずは大切にしなきゃと

涙をグッと堪え



先生たちが退室した後、


震える手で家族へ連絡。


 



帽子姿を可愛いと思うのは

ただの親バカでしょうか爆笑

(今だからこのテンションで書けてます)



 

当初の予定では


頭を2箇所、お腹に1箇所を切る予定が

チューブがうまく入らず


胸も切って


全部で4箇所。



本当によくがんばりました!