小学生の時
家庭科も習っていない低学年の時
おばあちゃんにマスコットを教えてもらった
小さなネズミのマスコット
はじめて針と糸で作ったものは
可愛かったし
下手くそでも
愛おしかった




今思うと『私』をつくっているような
『私』を愛おしく思っているような
そんな知ってる感覚だったかもしれない
立派なモノじゃなくていい
完璧なモノじゃなくていい
自分の手でつくることって
とてもとても大切なんだと思っている
それはどんなモノでもそう
布を選び
ハサミで型を切る
自分の手で針を持ち
つくっていく
今すべての物が簡単に手に入る世界の中で
あえて
モノづくりを通して
自分の手で作ることはとても大切だと思っている
だから私は、
手芸に携わり
作るということを選んでるのだな
