祖母が家に遊びに来た時や、年配の方々がよく耳にしていました。
お風呂に入る前、
「お先にお風呂を戴きます」
お風呂上がりに
「ごちそうさま」
子供の頃は日本語って不思議だなぁ。
何か分からないけど美しいな。
それぐらいにしか考えていませんでした。
お風呂ブログをスタートにあたり
調べてみました。
昔は自宅にお風呂がある家が少なかったために、
お風呂に入るという行為にとても大きな価値がありました。
今の私たちのように各家庭にお風呂があるという環境からは
想像しにくいかもしれませんが、
お風呂に入ることは
あまり体験することの出来ない贅沢なことだったのです。
そのため、お風呂のあるお宅に行って
お風呂に入る前の挨拶として
「お風呂を戴く」
お風呂から上がって
「ごちそうさまでした。」
という言い方が一般化したようです。
素敵ですよね、こういった風習。