MLB全30球団共通で永久欠番になった背番号がある。
1890年以降、有色人種排除の方針が確立されていたMLBでアフリカ系アメリカ人選手としてデビューし大活躍。
様々なタイトルと賞を獲得し、有色人種のMLBデビューへの道を開いた。
野球ファンの方は一度は聞いたことがあるだろうジャッキー・ロビンソン。彼がつけていた背番号が42だった。
内野手、右投右打、ブルックリン・ドジャース(現ロサンゼルス・ドジャース)に所属
通算成績は、MLB10年、試合数:1382、打席数:5802、安打:1518、本塁打:137、打点:734、盗塁:197、打率:.311、OPS:.883。
〈主なタイトル〉
首位打者1回(1949年)、盗塁王2回(1947年、1949年)、シーズンMVP(1949年)、新人王(1947年)、オールスターゲーム6回(1949年〜1954年)
MLBでも世界でも今以上に過激な人種差別があった中で、彼はどんなに苦しい暴力、暴言を受けながらもやられてもやり返さない強さを持ち野球の実力で多くの人間の心を動かしたMLB界のスーパースターである。
私も歴史あるMLBの中でも、もっとも好きな選手だ。
ジャッキー・ロビンソンのメジャーデビュー50年目にあたる1997年4月15日、ロビンソンの42が全球団共通の永久欠番となり2004年4月15日にMLBはこの日を「ジャッキー・ロビンソン・デー」と制定。希望する選手全員が背番号42の付いたユニフォームを着用して試合に出場する日となった。
マリアノ・リベラの引退後、現役選手で42をつける選手はいない。
本日は本来であればジャッキー・ロビンソン・デーが開催される予定だった日。
彼の功績を後世の野球ファンに伝えていくためにも今日はこの映画をオススメしたい。
42 〜世界を変えた男〜(2013年公開)
主演:チャドウィック・ボーズマン
監督:ブライアン・ヘルゲランド