前回の続きですが、今回は独断による小ネタを中心に・・・。

まずはビビヘイバットモスク。

小ネタというにはあまりにも失礼な、

威風堂々、カスピ海の海岸線に立つ美しいモスクだ。

この日は快晴だったので、青い空にひときわ映えて輝いて見えた。

 

 

小ネタとしたのは実は外観だけでなく、内装について語りたいからだ。

その鮮やかで美しい細工に目を見張った。

 

 

 

 

曼荼羅というか、宇宙観というか、そこに込められた宗教的意味合いは分からないが、単純にデザインとして美しいし、見ていて飽きない。

色彩も素晴らしい。

イスラムの寺院には行ったことが無いので分からないが、

どこも、こんなに美しいものなのだろうか?

 

 

そしてデザインと言えば、面白かったのが、

バクーで数多く見られた斬新なデザインのタワーだ。

ビジネス界でのトレンドなのだろうか、フレイムタワーズだけでなく、

幹線道路沿いに競うように建てられている。

豊富な天然資源を背景に、まさに高度経済成長のさなかにある都市のプライドのようなものを感じた。

 

 

 

 

 

そしてもう一つ、日本では絶対に見かけない風景が、

郊外へ向かう道路沿いに頻繁に見られた。

 

 

 

最初は家の扉を売っているのかと思ったが、

これはもしや門扉ではないかと途中で気づいた。

バクー近郊の一軒家では、立派な門扉を備えた家が多数見られたからだ。

下記は商店のようだが、普通の家でも同様だ。

これはやはり城壁・城門のある文化の影響なのだろうか。

 

現地ガイドにも確かめ損ねたので、詳細は不明だが、

ともかく上の写真のような風景が延々と続いたので、

良く知る方が居たらぜひ教えて欲しい。

 

 

 

最後は食事風景をまとめて、ご紹介します。

日頃、食べ物の写真を撮る習慣が無いので、

前菜とデザートばかりの写真になってしまった。

(メインが出てくる頃は、食べることに夢中で撮り忘れるパターン)

 

 

 

 

 

 

 

野菜料理がやけに目立つ写真になってしまったのは、そういう訳だ。

実際、トマトやナス等のいわゆる夏野菜を使った料理が多かった。

チーズとフルーツも毎回豊富、恐らくはイスラム圏の特色として肉料理は少ない。

味付けは案外日本人好みの優しい味のものが多く、ヘルシーだ。

私は大いに気にいった。

但し、ときおり不意打ちのように、青唐辛子入りのサラダが出てくるので、それだけは要注意だ。

私は最初のレストランでの食事の際、唐辛子をシシトウかなんかのつもりで思い切り口に入れてしまい、地獄を見た。

 

デザートは甘めで、必ず可愛いガラスの器に入ったアゼルチャイと共に出される。

アゼルチャイ(AZERÇAY)は様々なフレーバー入りなど種類も豊富で、軽いし、パッケージも可愛いし、スーパーで手軽に買えて価格も手頃・・・ということで、お土産にお勧め。

 

以下の2枚は宿泊したホテルの朝食ビュッフェ。

 

優雅な雰囲気の中、大好きなナッツとドライフルーツが、めちゃくちゃ豊富なミューズリー、新鮮な野菜とフルーツ、チーズもたっぷりで大満足だった。

 

 

☆彡

今回のツアーは日本全国のみならず、海外在住の方の参加も多く、

多彩な背景を持つ方々とのふれあいは大きな刺激となった。

 

毎日の暮らしに美を見出すのも大事。

見知らぬ世界に身を置き心を磨くのも大事。

 

 

最後の最後に、登場機会の無かったカスピ海の写真を置いておく。

ホテルからほど近い海岸沿いが広い公園になっていた。

この場所の朝陽がきれいだったとは、早起きした方の談。

睡魔に負けた自分が悔やまれる。

 

カスピ海は海ではなく、塩湖。世界最大の湖とのことである。
水量は世界の湖水の40%から44%を占め、
面積は日本の国土面積よりわずかに狭いというから恐れ入る。

世界は本当に広い。

 

 

 

カズさんのツアーレポ(Youtube)はこちら↓
【越境3.0ワールドツアー】激アツ ”火の国アゼルバイジャン” 

昨日の記事でもご紹介しましたが、観光ビデオとしても楽しめます。