性格が負けず嫌いであることは、FXにおいて必ずしもプラスになるとは言い切れないです。負けず嫌いならばどんなことがあってもプラスになるまではやめず、とても精神力が強いように思われるでしょうが、それは少し間違った考え方です。
精神力が強くてタフであるということは美徳ですが、FXで負けそうになっているとき無理にこだわることはあまり良いことではありません。そこで無理にこだわったとしてもただ傷口を広げてしまうだけになってしまうこともあり、負けず嫌いが裏目る可能性もあります。
ですから、負けず嫌いであることよりも、むしろすんなり諦めて切り替えらえる人のほうがFXには向いています。これはまさしく損切りに関することがそうで、損を損と認める潔さがFXには必要になっています。
それがもしも負けず嫌いだったら「まだ負けは確定していない」ということを理由に、ズルズルと負けの傷口を広げてしまうことも考えられます。それによってプラスに転ずることなどケースとしてはすごくすくないでしょうから、それはあまり良いこととは言えないのです。
ただ、1回や2回の負けで「もうダメなんだ」とFXに対して見切りをつけてしまってはもったいないので、そういう部分に関しては負けず嫌いが良い方向へ働く可能性もあります。それは「今回は負けてしまったけど、次にするときは絶対に負けないぞ」というようなプラス思考の負けず嫌いです。そうした気合があったとしても負けるときは負けてしまうものですが、それでも努力することに対して前向きであることは素晴らしく、そうした気の持ち方というのは褒められこそすれけなされるものではないと思います。
ですから、FXに対して負けず嫌いをどう作用させていくのか？ということがキーポイントになり、その性格を活かすも潰すも自分の考え方次第だということです。これは何も負けず嫌いに限ったことではありませんが、それを上手く活かせるかどうかがFXでは結構大事です。