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今までのお話はこちらをごらんください▽▽
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そんなこんなで
2016年7月17日(土)
杉並区にある
荻窪病院に入院することになりました。
必要書類を書き
主人に入院に必要な荷物を取りに帰って行ってもらいました。
この時点では
まだ病名は明らかにされておらず
✳︎心臓の4分の3が水に浸かっている
✳︎左肺のほとんどが水に浸かっている
✳︎子宮を始め身体全体に水がたまっている
✳︎胃の付近にある縦隔というとここに影が見える
そのようなことが伝えられました。
入院した日は三連休の初日。
病院は基本的には休日は検査をしません![アセアセ](https://stat100.ameba.jp/blog/ucs/img/char/char3/100.png)
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週明けの7月19日(火)に
再検査をして
心臓や肺の水を
注射器で抜くことになりました。
3連休は絶対安静。
24時間の点滴が始まりました。
これが病態悪化のはじまりでした。
水を排出できない私の体は
水をどんどんと溜め込み
心臓や肺に更に負荷がかかりはじめました。
入院1日目で
呼吸が更に苦しくなり
夜はベットを90度にして
テーブルに前かがみにならないと
眠れなくなりました。
それでも私には
『心臓や肺から注射器で水を抜くって痛い??痛いの??』と命の危険よりも手術の恐怖に怯える余裕がありました![ショックなうさぎ](https://stat100.ameba.jp/blog/ucs/img/char/limited/010.png)
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インターネットで検索魔になり
“肺 心臓 注射器 水 抜く”
というキーワードを
何度も調べる元気がありました。
お見舞いに来てくれた主人や両親には
笑顔を見せることができていました。
まだ自分が癌だなんて思ってもいませんでした。
入院2日目の深夜
お腹が痛くなりお手洗いに行きました。
点滴棒を引っ張って歩いて行きました。
用を済ませた瞬間
すごく気持ちが悪くなって
自分の左脳からどんどん意識が
なくなって行くのを感じました
『死んでしまう』
そう思って何度もナースコールを押しました。
点滴棒がお手洗いのドアに引っかかって
ドアが開かず何人もの看護師さんが
ドアを飛び越えて入ってくるのを感じましたが
意識は次第になくなっていきました。
気が付けばベットの上で酸素マスクにつながれていました。酸欠で倒れたと言われました。
三連休の最終日は
咳と息苦しさと不眠との闘いでした。
45キロぐらいだった体重は
水を溜め続け
54キロを超えていました。
〝やっと明日になったら検査がはじまる〟
そう思って荻窪病院での
最後の夜を過ごしました。