29歳で癌になっちゃったYUUです
今までのお話はこちらをごらんください▽▽
今日のおはなし
3連休の土曜日に緊急入院した私。
連休中で検査が進まず3日間で
どんどん病状が悪化していきました。
連休明け、朝一番で採血・レントゲンが行われました。
もう自力で満足に呼吸することはできず
酸素マスクが欠かせなくなっていました。
横になると咳が止まらなくなるので
右肺を下にした1つの態勢しかとれなくなっていました。
レントゲン撮影のポーズは
とてもとても苦しくて痛くて
無理やり押さえつけられ
泣きながらの撮影になりました。
午前10時ごろ担当の女医さんがやってきました。
「ご主人は会社に出勤されましたか。
すぐに戻って来もらってください。
レントゲンを確認したところ
心臓、肺共にほとんど水に浸かっていてここの病院で水を抜くのは危険だと判断しました。
今から救急車で武蔵境赤十字病院に転院してもらいます。」
すぐに主人が会社から戻って来くれました。
救急隊員もかけつけました。
ベットからストレッチャーに移動されました。
呼吸が苦しくなっていくのを感じました。
ストレッチャーに横になるのすら辛く、ベットを少しあげてもらいましたが、ストレッチャーと救急車の揺れに意識が朦朧としはじめ
酸素は供給を8ℓまであげられてしまいました。
ここで初めて
なんだか大変なことになってきたな
私死んじゃうのかな
と死を意識し始めました。
到着した武蔵境赤十字病院。
ホッとしたのも束の間。
採血やレントゲン、
心臓エコーなどまた苦しい検査を受け
最終的には
私(29歳)と同年代ではないかと思うような若い三人のお医者様に取り囲まれました。
『心臓が水にほとんど使っているので
針を心臓に刺して水を排出する心嚢ドレナージュという手術をします。ですが心臓の前に謎の影が見えており、そこに針が刺さると出血して命に危険があることがあります。
それから肺も左肺はほとんど水に浸かっています。心嚢ドレナージュのあと、体力が持ちそうでしたら横腹から肺に注射器を刺して肺の水を抜く胸水穿刺という手術をします。』
『これを今すぐにしないと命に危険があります。手術に同意してください。』
主人も私も何もいうことは出来ませんでした。
とにかく楽になりたいという気持ちと
手術が怖いという気持ちと
でも拒否したら死んでしまうという気持ちと
でも失敗したら死んでしまうという気持ちと
こんな若いお医者様で大丈夫なの??という気持ち(とっても失礼 笑)と
ごちゃごちゃになりました。
そうして
ごちゃごちゃのまま
私たちは手術に合意して
主人と手術室の前でお別れをして
私は午後2時ごろ手術室に入っていきました。
長くなりますので
→⑥悪性リンパ腫✳︎心嚢ドレナージュと胸水穿刺
に続きます。
YUU