こんにちはカナヘイハート

29歳で癌になっちゃったYUUですつながるうさぎ

前回までのお話はこちらをご覧ください。


いろいろと初期症状が出ていたのですが
『風邪こじらせちゃったかな〜』
という程度の認識だった私カナヘイびっくり


ですが
胃カメラの予約日はやってきましたし
偶然にも大阪から両親が遊びに来ていたので


息子を預け胃カメラを受けに行きました。



練馬区にある
自転車で行きました自転車


自転車でたったの15分くらいの距離なのに
はぁはぁと息切れがして
なんだか遠いような気がしました。



院長先生ではなく
胃カメラやエコーを専門にされている女医さんに診ていただきました。


早速胃カメラが始まります。


痛くて苦しくて辛くて
おぇっおぇっおぇっと何度も何度も
吐きそうになってしまいました。
目からは涙が
鼻からは鼻水が
口からはヨダレが止まりませんでした。


『早く終わって早く終わって』


と心の中で何回も願いました。

とても丁寧に診てくださってる
その長い時間が辛くてたまりませんでした。



胃カメラが終わり
『あれだけ苦しい思いをしたのだから胃潰瘍ぐらい発見されてるかも無気力ピスケ
私は不謹慎にもそう思いました。



けれど先生の回答は期待とは別のものでした。


『胃には何もありません』


『ただ…食道も胃もなんだかとっても外側から押されてるような気がします…胃カメラ苦しかったでしょう』


先生は
私の初期症状の話を聞いて
体重が2週間で4キロも増えていることに疑問を感じてくださいました。
できる検査は全てしてみましょうとおっしゃってくださいました。

✳︎腹部エコー
✳︎血液検査
✳︎レントゲン

次々に検査をしました。



沢山いらっしゃっていた患者さんは
みんな帰ってしまい
病院の待合室には
私1人ポツンとなってしまいました。


こんなに検査をしたのに
私はまだ
『早く帰って息子をお昼寝させなきゃ』
『通院しなきゃいけなくなるのかなぁ』

なんて呑気なことを考えていました。



午前診が終わり、
病院が閉まってしまったころ、
検査をしてくれた女医さんが
慌ててやってきました。


肺と心臓が殆ど水に浸かっています。
縦隔というところにも何か影が見えます。
紹介状書きましたから、
すぐに大きな病院に転院してください。

自転車で来た?!もう動いてはいけません。
誰かに迎えに来てもらってください。』



…ポカーンとしていたことを今でも鮮明に覚えています。



とりあえず主人に電話をしました。
今すぐ車で迎えに来てくれると言いました。
父も同乗してきて自転車は乗って帰ってくれると。

『よかった、自転車アセアセ
『息子は母が見ててくれるのかなもやもや

この後に及んで私の頭の中は自転車と息子のことでいっぱいでした(笑)



そして杉並区荻窪病院の
救急外来に車で向かいました。



長くなりますので


に続きます。




ダルマYUUダルマ