生年化権シリーズ。

今回で終了の予定です!

 

私が学んだ宮立命先生からは

紫微斗数の運勢表のA・B・C・Dは

 

その人の心象が表れるよ

 

と教えていただきました。

 

 

例えば

仕事や学業を表す官禄宮にDがきていたとしてもその意味は

 

心象である「苦しかった」「大変だった」ということであり

結果である「ダメだった」「できなかった」に即結びつかない

 

ということです。

 

 

 

これを証明するのが

化権の力が健全な方たちでした。

 

(掲載許可をいただいています。)

 

財帛宮に生年化権Bがあり

命宮に自化権→Bがあります。

 

13才までの初年期の10年運は

官禄宮にD=大凶が入っています。

 

この時期に学業で大凶となると

その後の人生にも影響がでそうです。

 

聞いてみたところ

「大変だったけど頑張った」そうです。

実際彼女は高学歴です。

 

彼女の場合

最も影響を及ぼす大限命宮に自化権→Bが入っていましたので

そこが発動していたことが考えられます。

 

また彼女の場合は

六内宮の中でも精神への影響の出方が最も優しい領域になる財帛宮に

生年化権Bが入っていたこともあると思います。

 

(加えて福徳宮に生年化科Cが入っていることも大きいでしょう。)

 

彼女を見ていると良い意味で

人間関係上手、世渡り上手で

見習えるところは見習いたいと思います。

 

 

 

 

 

 

私も35才の大限(10年運)の官禄宮(仕事)が

D=大凶と、B(頑張る)C(感性を生かす)で半吉です。

(トラブルを意味する自化忌も入っています。)

 

じゃあその頃の仕事運はダメだったのか?と言われると

ダメという結果ではありませんでした。

 

でも感想は

「大変だった」と思います!

 

単なる雇用だと全然楽しくないことに気づき

自分らしい仕事を求めて

この頃から心理学の勉強を始めています。

 

それが今に生きています!

 

 

 

だから六内宮の分野で(対人関係ではなく)

運が凶=Dだったとしても

 

凶だから諦めるのではなく

やるべきことをコツコツやっていった方が良いと思います。

 

「上を見過ぎずコツコツやった方がいいよ」

「焦らず、諦めないで」

 

10年くらい前の自分にもし伝えられるなら

そう言いたいと思います。

 

凶だからこそ

地道に足元を整えないと

良い運が来ても足場がないため上がれません。

 

良い運って嬉しいですよね。

凶運ってやっぱり嫌ですよね。

 

でも凶運に鍛えられていないと

ふわふわしていて

やってきた凶運に足元をすくわれちゃうんですよ。

 

 

 

これまでの人生、凶運だったなあ、、、

 

という方は人生後半に挽回する遅咲きタイプの方です。

 

 

 

諦めず

腐らず

謙虚にw

 

 

 

化権Bが強くて言いすぎてしまうような方にお薦めなのは

自分と気の合う近くの神社仏閣参拝です。

 

 

神仏を頼るために参拝するのではなく

目に見えない存在に頭を垂れてみてください。

 

 

化権は頭を下げてこそ

本領を発揮できる気がします。

 

 

 

「ありがとう」と「ごめんなさい」を言える訓練をして

素直で謙虚でありたいと思います。

 

 

 

あと無駄なプライドは

さっさと捨てた方が良いと思います!

 

捨てられるとすごい軽いですよ!

 

 

そうしてやっと

化権は本当の意味での本領発揮できると思います。

 

 

 

運勢が凶の時で

化権が強くないわって方も

命盤の中には必ずどこかに化権があります。

 

だから化権の力が強くなくても

誰しも自分の中に必ず化権の現実パワーがあります。

 

化権をいかせていないのだとしたら

その答えが命盤の中に必ずあります。

 

原因がわかったら

現実パワーを発揮するための対策を

毎日コツコツ実践していくだけです。

 

次回はそのコツと

化科について書かせていただこうと思っています。

 

 

 

化権の運が壊れている場合の対応は書かせていただきました。

 

 

 

また化権の運が回っていなくても

意識すれば化権の力を生かせます。

 

私は化権運が回っていませんでしたが

化権を意識して使った直近10年でした。