今回は考察です。

 

最近、鑑定させていただいた方で多かったのが

財帛宮・対宮福徳宮に生年四化(A・B・C・D)を持つ方でした。

 

そこで感じた仮説を書いておきます。

 

○AーAがあると大限(10年運)や年運でAがきても破格現象が起きやすい。

 

いくら後天運でA=大吉・吉がきても

破格現象(無くなる、負債を負う)方もいました。

 

その方たちの特徴は

元の運である命盤が、AーAであること。

 

元々の吉運の状態が壊れた状態であると

似たような運が回ってきた場合

同じような作用になってしまうのではないかと思いました。

 

私も六外宮(自分ごとではない)である夫妻宮に

AーAがあります。

 

そして後天運にAが回ってきても

Aが破格になっていない人と比べて

抜けていってしまう感じがあるのです。

 

財帛宮やその対宮の福徳宮にAーAがある人は

後天運でAが回ってきても、

さらに負債を抱えたり

困った状況になる感じでした。

 

なのでAーAがある人はその分野において

後天運のAが回ってきた場合は

油断しないことが大切なように感じます。

 

運は回ってくるので

油断して

さらに過剰になってしまい

破格現象が強くなるように思います。

 

 

○対宮に生年四化が入っている場合

 

生年四化が入ってくると

どうしてもその宮=分野には関心が向くようになっているように感じます。

 

財帛宮に生年化権B

福徳宮に生年化科C

が入っていました。

 

相談内容はお金でした。

 

対宮に生年四化があるとその2つで

シーソーが起きます。

 

この場合

化権の活発さと

化科の他人に合わせる傾向がシーソーします。

 

思うに

福徳宮って難しいなと思うのです。

 

すごく自覚しづらい。

 

でも確実に影響している宮なのです。

 

福徳宮に入っている生年化科Cは

私から見るとその方はそう見えるのです。

財帛宮Bの影響を感じにくいです。

でもご本人はわかりづらそうでした。

 

私も福徳宮に自化忌Dがあるのですが

なんとなく感じるものの意識はしづらいです。

この自化忌の作用をなんとかしたいと思っても

一番アプローチしにくく感じます。

 

このように対宮に入っていたり

六内宮に生年四化が2つ入ると

互いの性質がシーソーして

活かしづらいように感じます。

 

化権と化科の場合

日本人の合わせる傾向が優先され

化権の勝ち気な感じが薄くなるように思います。

 

財帛宮の化権の良い作用を持ち合わせつつ

ちょっと薄まった感じの言葉はなんだろうと考えました。

 

ぴったりきたのが

 

自分軸

 

でした。

 

 

お金に関することを

自分軸で決めていくこと。

 

お金を

自分の感覚で

自分が良いと思ったことを

決断し管理していくこと。

 

 

私にとっては

この言葉がスッキリしました。