昨日初めて紫微斗数の鑑定をさせていただきました。

 

自信が持てなくてなんとか最初の一歩を踏み出したのですが、、。

 

やっぱり経験するっていいですね!

 

目の前の人の生きた命盤を観ると

アイディアがどんどん出てきます。

 

今回は四化について書いてみたいと思います。

 

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紫微斗数にはパワーを持つ星が4種類あります。

 

○化禄A 縁起→良縁の始まり

人間関係を大切にする、仲良くしたいと思う、前向き、嫌なことを嫌と感じにくい

故に、こだわりがなく、成功しやすいとされる。

総じて、吉運。

 

○化権B 無情→情に流されない

正義感が強い、曖昧なことが嫌い、行動的、結論を急ぐ、常に優位に立ちたい、前向き、挑戦的

ゆえに、喧嘩、トラブル、短気、事故、手術、災難に結びつく。

 

○化科C  恋情→情に左右される

相手の感情を常に気にする、争いごとを極端に恐れる、究極の平和を求めている

ゆえに、他人軸、行動が曖昧、物事が決められない、迷うことが多い、優柔不断、誘いを断れない、不倫、色恋問題

悪いと思っても抜け出せない、健康管理が曖昧、病気

 

○化忌D  縁滅→縁の終わり

前世での大きなトラブル感情を持ち越していると言われ、こだわりが強い、諦めることができない

ゆえに、苦労、負債、無縁、負い目、過敏、トラウマ

総じて、凶運。

 

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改めて四化の特徴を書くと

 

化禄Aって、いいなあ〜

 

化忌Dって、嫌だなあ〜

 

って思います。

 

 

四化の働きが後天運として出てくるものを自化で表されます。

 

持って生まれた生年四化は

みんな平等です。

 

それぞれ1つしか持ち合わせていません。

 

でも後天運である自化は違います。

 

人によってあったり無かったり

多かったり少なかったりします。

最大で多い人は同じ四化が4つあります。

 

私の命盤には自化禄Aは1つもなく

自化忌Dが3つもあります。

 

人と比べて困難が多い人生だと思っていましたが

知った時は落胆しました。

 

今でも多少

化禄はいいなと思います。

 

 

人よりも困難の多い人生でしたが

51歳の今だから凶作用を吉に変えるコツがわかる気がします。

 

 

 

化忌は確かにこだわりが強いです。

 

まずは、

自分がどんなことにこだわってしまっているのか

そのコダワリが生活や人生でどんな支障が出てしまっているのか

自覚することだと思います。

 

私の場合

生年化忌が田宅宮にあり

自化忌の1つが父母宮にあるのですが

親や家族にこだわっていたと思います。

 

 

コダワリって

自分では普通になってしまっているので

占いなどで視覚化して自覚することも良いと思います。

 

私の場合最初のきっかけは

友人からの一言でした。

 

「なぜそんなにこだわるの?

気にしなくていいじゃない。」

 

そう言われて初めて

他の人はこんなに気にせずに生きているのだと知りました。

 

そしてそれから

家族にこだわることで疲れていることに自覚しました。

 

コダワリって

疲労します。

 

視野が狭くなり

些細なことまで目に入ってくるし

見逃せないからです。

 

化忌も破格も紫微斗数では凶と言われますが

私は大きなチャンスが眠っているように思うんです。

 

命盤の中に自化でも向心力でも化忌Dが多い人は

最初は大変だと思います。

 

こだわることによって

人生の困難さが増えるから。

 

そしてその困難さは

自助努力によってしか

乗り越えられないものだと感じます。

 

誰かに背負ってもらえない

自分で自分を鼓舞して何度でも立ち上がるしかないのです。

 

そうしていくと

だんだん生活や人生の困難さが和らぎ

支えてくれる仲間が増え

人生が想像以上のものへとなっていく気がします。

 

 

 

こだわって突き詰めて生きていくことは

誰にでもできることではありません。

 

 

人間関係を大切にする化禄Aや

平和主義である化科Cが多い人には

難しいように思います。

 

化忌は真理の追求者としての役割があるように思います。

 

化権Bが多い人も

少し難しいかもしれません。

 

化権は争ってしまうから

真理から少し外れてしまうように感じます。

現実的に生きるのにはとても適していると思います。

 

世界はみんなで1つ。

 

現実を生きるのにやはり化禄は優位でしょう。

 

でも凶と言われる化忌にも

大事な役目があると私は思います。