離婚を思いとどまったのは、不動産屋さんも関係している。
離れるために家を探し、いくつか内見に行った。
家を探すのに、理由を聞かれる。
初めに行った不動産屋さんでは、一人暮らしをするためだと嘘をついた。
そこまで自分の事情を話すのも嫌だったので。
不動産屋さんは、行った時に現住所だけでなく職場も書いたりしないといけなくて、
現住所と職場がすごい近いのに、離れたところに一人暮らしだと不思議に思われるかなとも思った。
案の定、色々聞かれたので不審に思われたかもしれない。
そこの不動産屋さんの対応があまり好きじゃなかったので、違う不動産屋さんに問い合わせをした。
問い合わせをした時も、引っ越し理由などを入力しないといけなくて
また不審に思われても嫌なので 離婚のため と入力した。
メールだったからか、内見で初めて担当者さんと会った時に何も言われなかった。
不動産屋さんというと、少しチャラいイメージがあったけど、
その方は物静かそうな地味な感じ。雑談とかもなく、内見をしていった。
いくつか見たけれど、なかなかいいと思えるところがなく
条件を変えてまた少し探してもらうことになった。
そして数日後、2回めの内見。
少しいいなと思ったお家はあったけれど、
なかなか決めかねない私に不動産屋さんは
「引っ越しの時期はあまり急いでない感じですか?」
私
「そうですねー、急いでないといえば急いでないというか、時期は多少調整できるというか。」
不
「引っ越しは離婚のためでしたっけ?」
私
「あ、はい。そうですね。まだこれからの予定ですが。」
不
「迷い、ありますか?結構そういうお客さん多いんですが、女性は決めたら迷いなく離婚されるので、迷ってられるようだったらしない方がいいと思います。やっぱり、せっかく結婚したのに、別れなくていいのであればそれに越したことはないですよね。」
私
「はい、、そうですよね。。」
と、あの物静かな不動産屋さんが饒舌になって話し出したのでびっくりしながらも
私の心もさらに揺れる。
それから、夫の事について話してみた。
第三者だからこそ、色々話せた気がする。
その不動産屋さんは、風俗は治る治らないのも人それぞれだからと
当たり障りのないことを言っていた。笑
けれど、何度も よく話し合うべき ということは言っていた。
道端で、1時間ほど立ち話。
こんな親身?になって聞いてくれる不動産屋さんはいるだろうか。
契約してもらうのが仕事なのに、その逆のことをして大丈夫なのだろうか?
と聞いてみたら
不
「ま、そうかもしれませんが、こうやって話す事によって丸く収まることがあればそっちの方がよくないですか?もし、これからやっぱり離婚するってなったらまた連絡下さい。」
と言われ、帰ることにした。
ここで、無理にでも家を決めていたら別れていたのかもしれない。
それがよかったのか、悪かったのかはわからないが。
逆に、無理にでも決めて別れていたら、そこからまた辛い思いをしなくて済んだのかもしれない。
