”任せる事”って”失敗させる”をマネジメントするではないか?(任せるコツ 山本 渉 著) | 本好きエンジニアの日記

”任せる事”って”失敗させる”をマネジメントするではないか?(任せるコツ 山本 渉 著)

”丸投げ”と聞くとすごく悪い事をしている感じですが、ポジティブに”丸投げ”を考えよう。

その為に、何ができるのか?そのためのTipsが書かれた著書になります。

 

 

個人的には、”任せる”ってなんだろう?って考えた時、”失敗させる”をマネジメントする事なのかなと感じました。

 

失敗が成長させる。その失敗をさせるためには、任せるしかないよね。

 

そんな感じなのかなと。感じました。

 

”失敗は投資!!” 名言だなと思ました。

 

 

 

第一章 「どう頼むか」にはコツがある

 成長につながる。相手のメリットとなる”丸投げ”

 

第二章 「誰に頼むか」ですべてが決まる

 ・相手がやる気になるかの基準で考える

 ・チームで補完しあう、つるべの法則で考える

 

第三章 「丸投げ」の前後にあるもの

 ・緊急でない重要な話こそ面談でしたい事

 ・ピークエンドの法則=最後の印象が全体の印象

 

第四章 時代に合った任せ方

 ・主役はメンバーであるというマインドチェンジ必要。また、任せる上で、労務管理と健康管理はしっかりやろう

 

第五章 それでも「任せられない人」

 ・任せないからいつまでも任せられない。信じて任せよう

 ・任せるは育成。失敗は投資。丸投げは、成長を促す

 ・中途半端な丸投げはやる気をそぐ

 

第六章 育成の真髄

 ・成功体験の進化

   ①成功体験を見る ②成功体験を作る ③成功体験を教える

 ・マネジメントの仕事は、「失敗しても大丈夫と思える環境を作る事」

 

第七章 任せる技術は褒める技術

 ・リフレーミングを使おう。ポジティブワードに切り替える

 ・NGの𠮟り方

  ①みんなの前で叱る ②ねちねち長く叱る ③人格否定する ④反省している人を叱る

 ・エンパワーメントによるマネジメント=細かい指示は出さずに権限を持たせる