保育士配置基準について | かしこくなりたい50代 遊羽のブログ

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地方都市に夫と二人暮らし。
子育てが終わり、自分の時間ができた今。
暮らしや仕事を整えたい…
不器用で小さな日々を書いています。

年号が令和になる平成最後の年、

保育士試験に合格し、

保育士として勤務し始めました。

 

 

令和とともに保育士として歩んでいます。

 

まだまだひよっこです。

 

 

職場に60代前半のベテラン保育士がいます。

ステキな保育士です。

大好きな先輩です。

 

子どもへの接し方が優しいです。

でも、ただ甘やかしているわけではない。

言うべきことはピシャっと言います。

 

たまに

「そこまで、怒らなくても…」

と思う年配の保育士がいます。

聞いてるこちらがドキドキしますあせるあせるあせる

 

一昔前の保育士は厳しい人が多かったようです。

私は幼稚園生だったので、

分からない世界です。

 

ステキな先輩保育士は

怒っていても

愛情を感じます。

 

あと、さりげなく同僚の仕事を

フォローしてくれます。

 

先日、私もフォローしてもらいました。

 

朝から機嫌が悪かった子どもがいて、

何を言ってもひっくり返って

泣き叫んでいました。

 

新人の頃、

私を指導してくれた保育士の叔母がいます。

その叔母が言ってました。

 

ニコニコして、機嫌のいい状態が

子どもの普通の状態。

そうじゃない状態は異常な状態。

それを普通の状態にしてあげるのよ、と。

 

泣き叫んでいる子を見ながら、

その言葉を思い出していました。

 

が、他の子たちの保育も進めなければならなくて、

横目でその子のことを気にしながらも、

もう少し、様子を見ようかな、

と思っていました。

 

そしたら、

そのステキな保育士の先輩が、

静かに子どもに近づいて、

抱き上げてくれ、

なだめてくれました。

 

しばらく泣き止みませんでしたが、

少しずつ落ち着いて、

なんとか保育の輪に混ざることができました。

 

その子はきっと

構ってほしかったんだと思います。

 

そうしているうちに

自分でもどうしたらいいか

わからなくなってしまったのでしょう。

 

先輩のフォローが

ありがたかったですラブ

 

こんなとき、

保育士の配置基準に見合っているからと言って

一人での保育は厳しいです。

 

そもそも配置基準は、

その部屋の子どもが、

全員毎日、体調も機嫌も万全で、

ケンカもしない、お漏らしもしない、

「いい子」の場合を想定しているのでしょう。

 

そんな日は一日だってありません。

 

先輩のフォローに感謝しつつ、

私もそんな保育士になりたいと思いつつ、

配置基準についても考えた日となりました。