今日の大雨の中、

あちこち移動したので体が冷えました…。

 


さて、先日とある会の

電話相談の相談員になりました。

 


お顔を見ず、

電話口の言葉に集中する時間は

普段の仕事とはまた違った

集中力が求められます。

 

いろいろなお悩みごとがあるなか

 

ある男性からこんな質問が。

 

「で、弁護士と司法書士、どっちにお願いすればいいの?」

 

これについては

まず

紛争性がある=争いごとは弁護士です。

 

司法書士でも

簡裁訴訟代理権を持つ者(私も持ってます)なら

簡易裁判所での140万円を超えない

民事事件の訴訟代理人になれますが

それ以外の事件は弁護士。

 

争いごとの仲裁に入って報酬をとっていると

それは非弁行為

といって違法行為となります。

 


余談ですが

NHK朝ドラ「虎に翼」のよねちゃん、

非弁行為してないかハラハラしてますが

当時の法律はどうだったのでしょう

 

 

あとは「登記」

これは資格としては弁護士もできますが

司法書士試験合格後、弁護士になった人(私の同期にもいます)

以外で登記を自分でできる弁護士はまずいないでしょう。

よって、登記は司法書士。

 




 

迷うのが

おひとりさまが認知症になったあとのことを託す

任意後見契約は

弁護士と司法書士どちらがいいか?

 

身びいきでは

任意後見契約締結後

独自の報告義務を課される

成年後見センター・リーガルサポート

に所属する司法書士がオススメですが。


 

 

見守り契約

財産管理等委任契約

死後事務委任契約も含め

任意後見契約は

報酬も自由に契約で定められますので

報酬のほかにも人柄、相性、

自分より先に亡くなった場合の対処法

不正防止のための予防策など

いろいろな角度から検討した上

弁護士にするか司法書士にするか

決められるのがいいのではないかと

電話相談では回答しました。

 

 

 

 

本日も最後までお読みいただき、ありがとうございました。

 

 

 

司法書士ゆうさんが

何冊も死後の手続きの本を読んで作りました!

手元にあると便利な

「亡くなった後にやることチェックリスト」

は登録特典でダウンロードできます。

 

無料メルマガ登録はこちらから。