昨年奥様を亡くされ

お子様もいらっしゃらない

おひとりさまのカタさん(仮名)の

保佐人候補者になりました。

 

 

保佐人になるための

最初の関門が

 

家庭裁判所の調査官

との面談

 

 

申立書にあらかじめ事情を説明しておけば

自宅に家庭裁判所の調査官が来てくれ

面談をしてくれるのです。

 

ここで調査官が

カタさん(仮名)に

 

「カタさん(仮名)は司法書士篠田さんに

銀行の口座の管理をお願いするので間違いないですか?」

 

と1つ1つ保佐人の代理行為について

本人に確認をするのです。

 

 

なぜこの面談が「関門」なのか?

 

それはこの面談で

カタさん(仮名)の返答があやふやだったり

意味不明なことを言ったりすると

 

これは保佐より重い成年後見相当ではないか?と疑われ

 

「鑑定」

 

に回すよう言われてしまうからです。

 

 

この鑑定とは

もう一度、詳しく医師に診てもらって

保佐か成年後見相当か決めてもらうことです。

 

 

鑑定になると

医師に払うお金も結構かかりますし

なにより時間がかかる・・・。

 

 

だからカタさん(仮名)が

ちゃんと調査官の質問を理解し回答してくれるか

保佐人候補者の私は横でハラハラしながら聞いているわけです。

 

 

 

 

 

 

結果、

 

「はい!そうです。その方が安心ですね!」

 

と回答して無事終了。

 

時間にして20分ぐらい。

とても丁寧な調査官さんでした。

 

 

たぶん2週間後ぐらいに

保佐人選任の審判書が書留郵便で郵送されるでしょう。

 

 

外に出かけることが多いカタさん(仮名)

ちゃんと書留郵便を受け取ってくださいね!

でないと、

私が保佐人に就任できませんから!

 

 

 

本日も最後までお読みいただき、ありがとうございました。

 

 

 

 

 

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