有料老人ホームに

私が成年後見人をやっている

ターさん(仮名)に会いに行った時のこと。

ターさんは部屋で穏やかに過ごされていました。

 

ターさんの部屋からの帰り、

エレベーターホールで

ケアマネさんとターさんの近況について立ち話をしていると。

 

近くの休憩用の共用椅子に座っていらっしゃった入居者のご婦人が

我々の方を向いて何かブツブツおっしゃっていたけれど

よく聞こえず、そのまま話の続きをしようとしたところ

 

「バ〇!バ〇!あっち行け!」

 

BABAAではなくBAKAです。

 

と大きな声で言いながら、

すごい勢いで手押し車(シルバーカー)をこちらに向けて突進しようとするではないですかアセアセ

高齢の小さな体に

どこにそんなパワーがあるのかと

驚くくらいの勢いでした。

 

手押し車(シルバーカー)とはこんな感じのものです。

 

 

 

 

 

 

 

 

最初にご婦人の存在に気づいてから

突進されそうになるまで

20秒も経ってなかったと思います。

 

 

ケアマネさんが慣れたように

すぐ制止してくださり

事なきを得ましたが…。

その後もずっとバ○バ○言われました。

 

 

あのご婦人はきっと認知症の症状で

怒りっぽく攻撃的になっていたのでしょう。

 

 

今まで色々な方の成年後見人等をやらせていただいて

認知症の方が施設や病院関係者に対して

叩いた、ひっかいた、暴言を吐いた

と報告を受けたことはありますが

幸運?なことに今まで私自身に向けられたことはなかったため、今回のことはなにげにショックでした…。

 

 

介護者や医療従事者の方は

このような経験を日々なさっているのだなぁと身をもって思い知りました。

 

 

認知症の患者数はこれから増加の一途というニュース

 

 

認知症の方々を支える介護者、医療従事者の確保のためにも処遇改善されることを心から願います。

 

 

 

本日も最後までお読みいただき、ありがとうございました。

 

 

 

 

司法書士ゆうさんが

何冊も死後の手続きの本を読んで作りました!

手元にあると便利な

「亡くなった後にやることチェックリスト」

は登録特典でダウンロードできます。

 

無料メルマガ登録はこちらから。