現在放映中の
NHK朝ドラ「ブギウギ」
ご覧になっていない方にとっては
なんの話やらで申し訳ないのですが。
すごーくざっくり
現在のドラマの進行状況を書くと
主人公の歌手福来スズ子(趣里)が
女児を出産したけれど、
女児の父親である主人公の婚約者
村山愛助(水上恒司)は
出産とほぼ同時に結核で亡くなってしまう
という状況であります。
昨日のワンシーンで
結核で瀕死の愛助は
スズ子に最後の手紙を書きます。
その内容が今日、明かされたのですが。
愛助さん!
子どもを認知する気持ちがあったのなら
最後の手紙を自筆証書遺言として
子どもを認知することを書いて欲しかった!
民法
(認知の方式)
第781条
認知は、戸籍法の定めるところにより届け出ることによってする。
2 認知は、遺言によっても、することができる。
「死後認知」といいますが
遺言書に認知する旨を記載し、
遺言執行者が認知の届出をすればいいのです。
ちなみにこれは現在の話ですが
ドラマ当時の法律がどうであったかまでは検証しておりませんのであしからず。
主人公は
「父なし子(ててなしご)にはしとうない。」
と婚約者にも伝えて、婚約者も「そうはさせない」と言ってましたからね・・・。
手紙に子どもの名前を伝えることも大切だけど。
自筆証書遺言として認知の記載が欲しかったと思ってしまうのは職業病ですね。
水上恒司さん、今後は回想シーンだけになるかと思うとかなりさみしいです。
本日も最後までお読みいただき、ありがとうございました。
司法書士ゆうさんが
何冊も死後の手続きの本を読んで作りました!
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